しばらく多忙により更新をお休みしておりました当ブログですが、このほど1週間の九州出張&寄り道から帰って参りましたので、たまったネタをこれから小出しにして行きたいと思います。
まずは、約4年ぶりに訪れた琴電のレポートから。今回の出張では、土日が超多忙だった代わりに初日の7日はまるまるフリーに出来たことから、「さて、西日本のどこを出張ついでに撮ろうか……」と出発前に思案したのですが、ちょうどその頃、かねてから行こう行こうと思ってなかなか訪問出来なかった琴電で、大型車の長尾線投入開始によって旧型車の定期増結運用がまさに風前の灯火……という衝撃的なニュースが! そこで、迷わず琴電に寄り道することにしまして、「サンライズ瀬戸」の寝台券をゲット! 表ページの常連さんとしていつもお世話になっている高松ご在住の「ぱれっと」さんと合流しまして、琴電・朝のラッシュアワー激写オフ会を行うことになったのでした。
7日朝、定刻通りに「サンライズ瀬戸」が高松駅に到着しますと、さっそくぱれっとさんにお出迎え頂きお土産交換 (^_^)。そして高松築港駅に向かいますと……経営再建が軌道に乗りつつある琴電を象徴するかのように、駅がとてもきれいになっていました (^^)。
そこで、すぐに発車する長尾行き「お~いお茶」に飛び乗り、いざ「ラッシュアワー撮り鉄の陣」の地・片原町へ!
すると何と……つい先日航送されてきたばかりの、京急700形改め長尾線カラーの1200形 (琴平線用とは異なり50番台から始まっているため、ここでは便宜的に1250形と呼ぶことにします) が築港行きホームに! そこで、築港から折り返してきた1251+1252をさっそく超定番アングルで撮影しました!
その後しばらく待っていますと、もう1本の編成・1253+1254もさっそくご登場! 大師線でのさよなら運転から8ヶ月少々を経て長尾線を走り始めた元700形……長尾線グリーンが本当によく似合っています (*^^*)。本来だったら、長尾線に導入されて旧型電車を駆逐する役割どころということで、余り歓迎できないはずなのですが、やはり京急時代大いに親しんだ700形ですと、どうしても見方が甘くなってしまいますね。非常に複雑な気分です……(^^;
それにしても、これまで小型車しか入線できなかった長尾線に決定的な変化をもたらす大型車の登場ということで、念入りに試運転を重ねたうえで、ダイヤ改正を期にデヴューさせ、大々的に宣伝などするはずでは……と思うのですが、そうではなく何となく走り始めてしまうというあたりが如何にも「何でもあり」の琴電らしいところかも知れません。
そして、ダイヤ改正前のデヴューということは……当然旧型車増結スジもちゃんと4本分残っているわけで (^o^)、まさに新旧の長尾線電車が入り乱れた状態となっておりました。そんな、まさに過渡期の琴電ラッシュアワー撮影大会の火ぶたが、こうして切って落とされたのでした!
※ちなみに、このシリーズの表題は「高松滞在可能な時間のほとんどを琴電に費やしてしまい、立ち食いの讃岐うどんすら食べる時間がなかった」という意味です (爆)。かえすがえすも惜しいことですが、琴電は移り変わるのに対して讃岐うどんは逃げないから、まぁいいか……(^^;