長尾・志度線で常に注目を集める旧型車に対し、元名古屋市営地下鉄の600・700系列はどちらかというと地味~な敵役といったところでしょうか (-_-)。まあ私も、600・620形の取って付けたような切妻非対称スタイルのマスクはどうもイマイチ……。とはいえ、この電車もそこらへんに目をつぶればやはり車齢35年前後のシブい面々であることには違いありません。そこで、長尾線と志度線にそれぞれ1本づつしかない原型の正面を持つ700形 (志度線用は720形) を撮ることが出来ましたので、一応ご紹介……(^^;
この志度線カラー、琴電旧塗装と一番近い印象ですが、やや彩度が高いレッドですので、自ずと印象は異なりフレッシュ感が増しているような気がします (^^)。とはいえ、600・700形は琴電旧塗装を身にまとったことがなく、コトデンそごう色で登場していますので、登場時よりも地味な雰囲気が増したような気もします (^^;;)。コトデンそごう色はどうしても好きになれなかったこともあり、個人的にこの色は大歓迎ですね (^_^)。一応、残りあと一編成となったコトデンそごう色も撮影しておきましたが……。
いっぽうこちらは、旧型車でありながら琴電オリジナルではなく、かつ増結用でもないことから (?)、茶色ではなく志度線色に塗られてことでんステッカーも貼られている27+28です。……ごらんの通り、残念ながら入庫していました (T_T)。まあ、前回訪れたときに乗車と撮影を楽しみましたのでいいですけど (ボソッ)。
この電車もやはり、来年夏の冷房化100%達成までには確実に運用から外れると思われますが、果たして保存対象になるのか、そしてその場合はどのような形での保存なのか、非常に気になるところです。個人的には、正面非貫通に戻して京急カラーに!と願っていますが、やはりコスト的にみて難しいのでしょうか……。