地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

関鉄キハ30・35の現在 (1) 青塗装でGo!

2006-12-04 13:37:49 | 地方民鉄 (関鉄系)


 先日当ブログにて、撮影用として水色塗装・スト権スト闘争のスローガン落書き姿となった関東鉄道キハ350形の姿をご紹介しましたが (アジ文章風でお目汚し失礼しました ^^;)、何とも言えない凄味に興奮も冷めやらない中、先日関鉄公式HPにて正式に、京浜東北線をイメージした撮影用青塗装による営業運転を行う旨が告知されました! 個人的に、スローガンだらけの青塗装を撮影できただけでも十分満足だったのですが、それでもやはり「出来れば落書きを消した状態での営業運転も撮りたい……」と思っていましたので、これはとんでもない朗報! (^o^) さっそくこの週末、常総線フリー切符を片手に北上しまして、特に水海道周辺で撮影に励みました。



 雨の水海道車庫で青いキハ350の落書き姿を撮影したときの印象は「う~ん、富山港線の73系みたいだ……」というもので (笑)、その後「京浜東北線をイメージしたものだ」という公式HP上での説明を眼にしても「やはり富山港線か大糸線っぽい……」という印象が抜けきらなかったのですが (^^;)、雲一つない冬の空の下、強い日射しに照らし出されたその姿をレンズ越しにとらえて初めて「確かにこの鮮やかな水色、切妻の車体や屋根のグロベンと相まって、京浜東北線かも知れない……」と思えて来ました (^^;
 ちょっと気付いて面白かったのは、落書きがもともとなされていなかったキハ358の正面と東側側面は快晴のもと輝いて見えたのに対し、落書きがなされた西側側面は、一生懸命消そうとして車体を散々こすった結果、かな~り色褪せて見えたことです。
 この青いキハ350、「撮影終了後は元に戻す」とありますので、果たして何時までこの姿で走るかは分かりませんが、早め早めが肝要なのは間違いないでしょう。出来れば、タラコ色や相模線色もまとって欲しいものですが……それはさすがにムリでしょうね (^^;;)。