朝ラッシュピーク時の大阪環状線・桜ノ宮駅で鉄橋を渡る103系を堪能した後は天王寺へ向かい、いつ来てもツギハギな雰囲気が漂っていて複雑だな~と思う駅構内を眺めつつ、阪和線の103系とご対面! 恐らく阪和電鉄だった頃とそれほど大差ないと思われる、大きなドーム型屋根に覆われた行き止まり式のホームに103系がズラリと並んでいる光景は、鉄道が生き生きとしていた古き良き昭和の雰囲気を思い出すに十分ですね……(*^_^*)。
3年前、杉本町駅の近くにある用務先に出張して以来久し振りに乗る阪和線、103系の響きはもちろん相変わらずでしたが (^^)、美章園から先の区間では見事な高架線が完成していてびっくり仰天! 撮りやすそうな駅はないか……と思いつつ、じっと太陽の傾きや建物の影の具合を睨みつけていたところ、さっそく南田辺駅がなかなか良い感じでしたので下車しまして、↑の通り、割とレアな種別である区間快速の6連を撮影しました (^O^)。根岸線沿線に住んでいたこともある私にとって、やはりスカイブルーの103系というのは、それだけで追憶と癒しですね……(^_^)。関鉄キハ350の「なんちゃって京浜東北線103系」ではございません! (爆)
ラッシュ輸送の最後のとどめという感じで立て続けにやって来た103系数本を撮影した後は、僅か1駅、0.9kmだけ移動して鶴ヶ丘駅へ。長居に代わって設けられた待避線を含む非常に立派な駅となっていましたが、特筆すべきは行き交う列車の撮りやすさでしょうか。しかも、天王寺駅のキャパシティの関係から、上り電車はどれもノロノロ運転。後追い撮影も余裕で可能です。そんな中、↑のような103系どうしの離合も撮影出来て気分は上々!
但し、朝9時頃を過ぎますと、天王寺で折り返した103系の6・8両編成はことごとく鳳・日根野行となって入庫してしまい、和歌山方面から姿を現す列車の主流は特急車両や223系がメインに……。昼間の103系の運用はもっぱら普通電車の4両編成ばかりで、しかも205系4連との共通運用でもあり、10分間隔ダイヤでは意外と待たされることもありますので念のため……(205系の普通が2本連続した場合、かなり悲劇です)。まあ、それでも何のかの言って、阪和線は103系に最も日常的に親しむことが出来る路線の一つだと思います (*^^*)。今後はどうなるか分かりませんが……。