地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急新6000系・大井町線急行運転開始

2008-03-29 17:55:08 | 大手民鉄 (東急)


 東急田園都市線の混雑緩和策としてかねてから進められていた大井町線の輸送力増強作戦の重要な一環として、このたび旗の台駅の待避線新設と急行専用車・新6000系の新造がなされたことにつきましては、すでにこのブログをごらんの皆様も周知のことと思います。そしてこのたび正式にダイヤ改正が行われ、大井町線急行として新6000系が走り始めました。
 きょう28日 (アップの都合上、この記事は29日付としております) は、個人的には平日休みで (^^;)、とりあえず田園都市線の新ダイヤにおける東武非乗り入れ車の運用の模様が気になりまして、朝の「ちり○てちん」(ああ、もう最終回……T_T) を見たのち、ぶらりと田都を訪れてみたのですが、8500系をチェックしているうちにいつの間にか二子玉川まで来てしまいました (笑)。そこで、この際ついでということで、新6000系急行に初乗車してみることに相成ったのでした (笑)。
 大井町から到着した6000系は、時間的にみてかなりタイトな運用が組まれているようで、引上線に向かったのちすぐに折り返して入線してきました。そして、田園都市線からの急行を連絡して出発進行! まあ有り体に申しまして、E233や小田急新4000とそれほど大きな違いはない乗り心地ですが、とりあえずその暖色系の車内、田都5000系に分けて頂けませんでせうか……(爆)。



 とりあえず6000系の急行は次の自由が丘で下車 (^^;)。まあ、今後はいくらでも乗り通す機会もあることでしょう。体感的にどの程度速いか……という点につきましては、う~ん、正直なところ微妙であります。日中ともなれば、東横線や田園都市線の優等列車がガンガン飛ばしまくるのに対して、大井町線の急行の場合は、何としてでも先行する各停にぶつかるまい……と遠慮しながら走っているとしか思えません (^^;)。やはり緩急追い抜きが旗の台だけでは不十分で、等々力駅の通過設備が完成しなければ本領発揮とはならないのでしょうが、等々力付近の工事は複雑な地形や景観保全との関係上、相当な難工事となることが予想されますので、果たしていつになることやら……。
 それはさておき、6000系は複数の編成が所要時間の削減をデカデカとアピールする青いラッピングを施しており、「相当ゴチャゴチャした雰囲気よのぅ……」と目が白黒してしまったのですが (-_-)、6101Fは青ラッピングがない本来の姿で、しかも急行運転開始HMつき! このHMには何と、元祖湯たんぽ6000系がともに描かれており、東急が決して元祖6000系のことを忘れているわけではなかった……ということに嬉しくなってしまいまして (^O^)、ふだんは「走るんです」シリーズの車両にはさほど興味がない私も、6101Fに限っては気合いを入れて撮影してしまいました (^^;)。時季柄、コンデジやケータイを手にしたク○○キ、もとい鉄道少年が多く、撮りにくくてヘトヘトになってしまったのは、まあ仕方がないのかも知れませんが……でもウンザリ (-_-;)。(※画像は2枚ともかなりトリミングしております。なお、6101Fの二子玉川方には、新6000系のみ描かれた水色のHMあり)