地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

東急新7000系甲種・DE10原色の宴

2008-07-18 17:56:00 | 貨物列車 (甲種輸送)


 東急の新車導入ラッシュが続く中、去る15・16日には池多摩線用の新7000系×2が長津田まで甲種輸送されました。一応今後数年間に10数編成が導入され、池多摩線車両のかなりの部分を置き換えるとされる新7000系も、とりあえず第1陣の登場が昨年11月、第2陣が今年7月で、あとはしばらく今年度の増備はなし……という、何ともスローペースな増え方となっているようです (^^;)。そのことは、今年に入ってからの5000・5080・6000系の洪水のような導入とは全く対照的でありまして、いずれはこればっかりになることが分かっているとは申しましても、何やら随分とレアな車両の増備に思えてしまうのは気のせいでしょうか (汗)。
 いっぽう新7000系といえば……緑をベースとした丸っこい18m車体、それに上田交通5000系を思わせるカラーリングゆえに、元祖カエル5000系に慣れ親しんだ記憶をお持ちの三十路以上の方々の多くは恐らく、5000シリーズよりも新7000系こそカエルの再来だと思っておられることでしょう。
 というわけで、そんな私としましては、撮るチャンスがあれば是非新7000系の甲種輸送を撮っておきたいと思いまして、用務先からの移動のついでに (?!!) 逗子と長津田で記録に励んでみました。もちろん最大の狙い目は、牽引にあたるDE10と最新鋭電車の組み合わせのミョーなギャップだったりするのですが……(笑)。



 すると何と! 今回の甲種輸送を担当したDE10は、神武寺→新鶴見と八王子→長津田のいずれも原色のDE10ではありませんか! \(^O^)/ 最近はたまに東急甲種を撮りに行くと赤更新機であることが多く (まぁ赤更新機も結構好き ^^;)、たまには原色を撮りたいのぉ……と思っていた折も折、これは何とも会心の組み合わせです! しかも逗子に迎えに来た1663号機は検査上がりたてのホヤホヤで、目映いばかりの美しさ! (*^^*)  牽引する側もされる側もこれほどピカピカな編成というのは、お召し列車以外そうそうないのでは……とすら思えます。いっぽう長津田に連れてきた1155号機はお約束通り (?) の汚れぶりでしたが、まあそれはそれで良いとしましょう。陸橋の上も撮り鉄が雲集 (?) しているあたり、今年度は取りあえず1回しかない新7000系甲種輸送の人気ぶりを示すかのようです……。
 それはさておき、京急の車内から東急車輌を眺めたところ、何と5121Fが姿を現していました……。5115・16Fの営業運転開始と入れ替わりで8612・18Fが離脱しましたので、近いうちにさらに5本の8500系が離脱か……と思うと呆然 (-_-;;)。そんな折も折、昨日はたまたま中央林間から大手町まで久しぶりに8642Fに乗ることが出来まして、デハ0802の車端部に陣取って8500系車内と初期VVVFのレアな組み合わせを堪能したのですが (^^)、VVVF車を2両だけ組み込んだ特殊編成・8642Fも果たしていつまで走り続けるのでしょうか……。まさか、引退直前の最後の別れとしてやって来たなんてことは……。
 何はともあれ、この夏も引き続き東急の日常をこまめに記録することになりそうですが、そんな東急撮り鉄に好都合な夏の一日乗車券が今年も発売されるようです。26日から来月末まで、640円也。田都を1往復すればモトが取れるというお値打ちプライス! 電車の中で隣に座った幼児が見ていた「プリ○ュア」スタンプラリーのチラシで気付いたという……(^^;;;;;