地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

相鉄5000系・引退前の静かな日常

2008-07-19 20:24:00 | 大手民鉄 (相鉄)


 先日アップした相鉄8000・9000系の旧塗装画像は、本来の狙い目であった珍車・5000系が来なかったことによる失意を抱きながらも取りあえず撮ったというもの (汗)。そこでここはひとつ、なるべく早急にリベンジを図らねば……と思いまして、1週間ぶりに平日休みとなった昨日、出来上がったパスポートを受領に行くついでに、ラッシュのピークを過ぎた頃合いの相鉄沿線で再びカメラを構えてみました。
 すると、今度はうまくやって来ました5000系!\(^O^)/\(^O^)/ しかも、朝ラッシュ時の引き際ならではの急行大和行での御登場! う~ん、今はなき2100系ともども、モハ6021試作の成果をうけた相鉄アルミ車草創期の特徴ともいえる幅広の赤帯やグロベン、それにやや低い位置にある正面のナンバープレートの組み合わせは、やはりレアな味わいがあって良いですね……(*^^*)。
 相鉄のダイヤ上、朝のラッシュ輸送を終えて急行大和行として下ってきた列車は、大和から回送でかしわ台 (orニセ厚木) に入庫するものと相場が決まっておりますが、42運行の場合は大和で折り返し各停横浜行となったのち、西横浜で昼寝となります。そこで今度は星川で下車し、高架化工事のため変わりゆく星川3番線に到着するシーンを激写! (下の画像)



 現在星川の3番線はホームに屋根がなく、ラッシュ時の各停用待避線となっていますので、急行・快速運用に入ることが多い5000系が10両各停として3番線に入線するのは、意外とレアシーンだったりします (^^)。発車時の後追いはマンケー各停にカブられて無残にも失敗してしまいましたが (いや、5000系各停が急行に抜かれた後もなかなか発車しなかったのが悪いような気も -_-)、この絵を記録出来ただけでも御の字、余り文句を言うべきではないのかも知れません (でも号泣)。
 ともあれ、こんな感じで久しぶりに撮った相鉄5000 (5050) 系……思い出してもみれば、まともに撮影したのは2~3年ぶりだったような (滝汗)。これもひとえに、5000系は3年前に全廃となるはずだったところ、7000系の踏切事故のために1編成が命拾いしたという点で予備車的存在だからでしょう。辛うじて出番が多い平日朝のラッシュ時に、個人的に撮り鉄する時間を確保できるとも限らず……さらに日中はなかなか走らない神出鬼没的存在ですので、自ずと撮れない車両の代表格となっています。ラッシュ時にたまに運良く遭遇しますと、必ず電動車に乗りまして、東洋電機製初期VVVF直角カルダンの鈍重でヘロヘロ気味なサウンドを賞味しまくっているのですが (笑)、そういうときに限ってカメラを持ち合わせていないものです (苦笑)。
 しかし、そんな悠長なぼやき節もそろそろ封印しなければ……。既に相鉄は、今年度の11000系新造に伴い5000系を廃車にするとアナウンスしていますので、残された時間はもう極めて限られています。個人的な休みと、5000系の日中運用と、アングルの自由度が増す曇り日の絶妙な組み合わせが、今後果たしてあるのだろうか……と思うと、日常の一期一会こそ重要なのだ!と緊張せずにはいられません (^^;)。今年に入ってから一度、昼間に確か1運用だけある10両各停の運用に5000系が入っているところに乗り合わせてビックリ仰天したのですが、やはりカメラを持っておらず……またこの運用に入ってくれないものか、と儚い期待を抱いているところです。