
福山駅で国鉄塗装の0系を無事撮影して大満足したあとは、すぐに入線した「ひかりレールスター」に乗って広島へワープ! 福山駅の長いホームを端から端まで移動してちょっとヘロヘロ気味なカラダには、やはり115系のボックスシートよりも700系のリクライニングシートの方が良かったのかも知れません (いかん……昔は周遊券&18きっぷ原理主義者だったのに、トシはとりたくないものですな。爆)。
そんなこんなで広島に到着した後は、まず駅ビル内のお好み焼屋街へ。行列店に並んで粘るつもりはなく、その隣のフツーに客が入っている店にて、Wうどん玉のお好み焼を食したのですが、朝から103系・キハ20・0系で奮闘した後だけに、皿にドカッと盛られたお好み焼もスルリと腹に収まってしまいました (笑)。
腹ごしらえが済んだ後は、いよいよ用務先がある広島の中心街へGo! 実は恥ずかしながら、個人的に広島との縁はこれまで薄く、初訪問は高校の修学旅行で原爆ドームと宮島を訪れたのみ。しかも観光バス……。2回目は、2年前の福岡出張のついでの寄り道ですが、このときは国鉄型車両撮影が主体でしたので、広電は結局広島駅前でちょこっと撮ったのみ (06年10月3日付記事をご覧ください)。広電乗車も、個人で広島の街を歩くのも今回が初めてだったりします (^^;;;

というわけで……まずは乗るために広電の広島駅前電停へ向かったところ、2年前に眺めたときもそうだったのですが、洪水のように次から次へと到着・発車する路面電車の大群に圧倒され、ただただ絶句……(^^;)。百花繚乱な車種が、複雑な運行系統ごとに別のホームから出発する光景を目にしておりますと、初心者は一体どれに乗ったら良いやら間違いなく混乱しますね (汗)。私の場合、事前に予習した系統番号&路線と、目の前を走っている電車の系統番号&行先を脳裏で一致させ、どんなルートを走るのかをイメージできるようになるまで少々時間がかかりました。
とにかく、頭が広電のペースに慣れるまでは、イキナリ乗っても逆に混乱するだけだろう……と思いまして、まずは1系統が出発するホームの先頭に立って、出入りする車両を観察することにしました。「ふむふむなるほど……宮島線直通の2系統はさておき、1系統も昼間は連接車ばかりでやって来るのだなぁ……」「紙屋町を直進して江波へ行く6系統は新しめな700・800形などがメインか」「比治山下経由の宇品行きは旧型車の天下か」といった系統ごとの特徴が、路線図のおぼろげなかたちとともに概ね飲み込めるようになったところで、いよいよ一大決心を下して (何と大袈裟な。爆) 1系統の客となり、中心街へと向かったのでした……。