首都圏で日々生活しJRを利用しておりますと、国鉄型の電車のみならず機関車においても世代交代の波がますます進んでいるなぁ、と感じます。最新の貨物時刻表を毎年春に購入して繙くたびにEF64とEF65の運用表が減っており、JREもEF510 500番台を揃え、行く行くは臨時・砂利列車牽引用のカマについてもEF65PFの退場を迫ることが予想されますので、見かける機会の減少は必然なのでしょう。
そんな中、JREに所属する原色 (ナンバープレートを含む) のEF65PFを偶然撮影する機会が巡って来ますと、自ずとテンションが上がるのは私だけでしょうか?
昨日、用務先から別の用務先へ山手線で移動していた途中少々時間があり、しかも手提げカバンの中にはデジ一眼と望遠ズームが入っていたことから (^^;)、何となく山手貨物線を行き交う埼京線205系を撮ってみようかと思いまして、とりあえず構えてみたところ……約10分後、突然猛スピードでEF65 1105が姿を現し、しかも屋根も台車も含めてピカピカだったものですから、「ぬをををっ!」と超心臓バクバク (^^;;)。冷静ではいられなかったため、速攻ズーミング中にピントを外すなどの失敗を犯したカットも複数ありましたが、何はさておき数カットはまずまずの出来でガッツポーズ (笑)。まるで白昼夢を見ているかのようなひとときでしたが、こんな奇跡の遭遇はこれから先あと何回あるのだろうか……と思うにつけ、JREで丁寧に使われているEF65PFの一日でも長い長寿を祈らずにはいられません。