地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

鉄コレ阪急6330形を今さらN化する

2013-09-12 00:00:00 | 超へっぽこ模型製作


 天高く馬肥ゆる秋も本番がそろそろ近づいて参りましたが、その折角のベストシーズンに、何故かムサ苦しいことこの上ないヲッサンの阿鼻叫喚に包まれてしまうのが、毎年10月中旬の日比谷ヲタ祭り、もとい鉄道の日記念フェスティバルであります。いや~今年も早いものであっという間に、あと1ヶ月でそんなヲタ祭りを迎えてしまいますね! (滝汗) 昨年は同じ時期にIMFの総会 (でしたっけ) が帝国飯店あたりで開催されたため、そのあおりを受けて怪しい風体のヲッサンが殺到するこのイベントは明治公園へと飛ばされてしまいましたが、今年は再び日比谷に戻る……というわけで、断固として関西私鉄の鉄コレをゲットするぞ!という物欲の怪気炎が爽やかな秋の都心に風雲を呼び起こしてしまうことになるでしょう……。
 えー、まぁ私も人の事はいえず、そんな鉄コレ欲にまみれたヲッサンのはしくれとして、ここ数年は朝っぱらから「鉄ヲタ専用空間で~す!」と言わんばかりの殺気の中に紛れ込んで来た次第です。しかし今年は2日間のうち1日が別件で不参加決定となり、もう1日は秩父1001Fさよなら運転と重なる……というわけで、さて秩父の撮り鉄地獄を取るのか、それとも日比谷物欲地獄を取るのか、ある意味で究極の選択でしょうか……(^_^;)。



 そんな鉄道の日記念・鉄コレ地獄、昨年の最大の目玉は阪急の女王・6330形であり、とりわけ中間付随車4両セットは関西での販売分も含めて僅か1000セットしか用意されないということで、首都圏では僅か300~400セット (確か) の発売・1人1セットのみという超難関をクリヤするべく、何が何でも6330形を長編成で楽しみたいヲタが早朝から凄まじい長蛇の列を作ったことを思い出します。この日は御京阪の京津線80形が同時発売となり、そちらにかなりの人が流れたこともあって、辛うじて私にも6330形中間車セットのおこぼれが回って来ましたが、もし京阪があのとき鉄コレを売らなかったら……と思うとぞっとしますね (何とオーバーな……^^;)。
 しっかーし!かくも苦労して手に入れたはずの阪急6330鉄コレも、気が付いてみれば長期間放置……(超滝汗)。これというのもひとえに、この手の限定鉄コレ販売となるとしゃしゃり出て来る塩的が、6330形インレタの製作を間に合わせることが出来なかったためであり、後日の通信販売 (面倒臭ぇ……) を私自身も失念していたからであります (-_-;)。気が付いてみれば、塩的限定インレタは速攻で売り切れ……というわけで、残された道はGMの阪急銀文字インレタを1字ずつ貼って行くしかありません。とはいえ……とくに正面貫通扉部分のインレタ貼りは狂おしいほどに面倒臭い……(@o@)。自分の模型テクの超ヘッポコぶりに尻込みし、精神が無我の境地で統一され、心頭滅却した状態で虚心にしてスッとインレタを貼る……という心理状態を待とうと思った次第ですが、所詮は煩悩と迷いだらけの凡人には何時まで経っても聖人君子の境地など来るはずもありません。したがって放置……(^^;;)。
 とはいえ、約1年近く放置した状態を目にするのも、さすがに精神衛生上宜しくありません。そこで、ようやく「ヘタクソでもまぁいいや」という別の悟りに至りまして (笑)、忍の一字で正面にインレタ貼り……。案の定ヘタクソですが、まぁ致命的なズレ具合でもないことから、そのままの勢いで各車インレタを貼り進め、クリヤを吹いて組み直し、行き先幕を貼って完成!! (4両しか写っていませんが、一応6両N化が完成しております。狭い自室内では6連が標準ですので……^^;) 
 いや~~、本っっ当に美しいですね……6330形!
 そこでKATOの6300系と並べてみましたが (KATOが左)、この鉄コレの造形、KATOと比べてかなり最強……とつくづく思います。何のかの言って鉄コレはクーラー別パーツ、側面扉の金属部分にもシルバーが塗られていますし……。
 なお、京とれいんにつきましては購入していません。何でニコ動ヲタでもないのに、そんな騒々しいニコ動イベントなんぞに行かなければならんのか……。発売時は忙しかったですし。再生産され、買いやすくならないかなぁ……(されるわけねーか ^^;)。