地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

90周年の銚子電鉄 (2) アイボリー2002F

2013-09-22 00:00:00 | 地方民鉄 (銚子)


 加古川線・厄神駅でエメグリ色のジェット103系にコーフンする傍ら、そのすぐ脇にある三木鉄道の廃線跡を眺めるにつけ、そういえば最近ひたちなか湊線が御無沙汰になってしまった……ということを思い出しました。そこで先日ひたちなか公式HPにアクセスしてみたところ、何と!ひたちなか海浜鉄道と銚子電鉄が、共に廃線の危機から復活を遂げたローカル線として姉妹提携を結んだとのこと! そこでさらに銚子電鉄公式ブログを閲覧したところ、ななな何と!2002Fの京王アイボリー復活が去る16日を最後に終了し、この連休からは90周年記念姿となっているとは!! そして、その記念塗装とは……正面と側面の運転室扉直後のみかつての醤油色復活とな!!(@o@) 結局銚子電鉄にとって黒歴史だったのはゴリラーマンHMのみで、醤油色そのものは結構愛着があるのだろうと推測する次第です。今や銚子電鉄第一の稼ぎ頭は濡れ煎餅であるようですし……。


 
 しかしまぁ、何故高崎線最後の211系と同様の「先頭の先端だけ復活色」という如何にも中途半端な塗装をするのか?というナゾをつらつら考えるに……正面は銚子でのデビュー以来の潮風や汚れですっかりヒサンな雰囲気になっているのに対し、側面は何のかの言って某大型SCのラッピングで保護されていた時間が長かったため、検査期限を前にして側面のアイボリー+臙脂帯を消してしまうのはペンキ代が勿体ない、ということなのでしょう。
 ともあれ、加古川線の話題から銚子電鉄の話題へという連想ゲームは、まさに「ウルトラスーパー風が吹けば桶屋」な展開ですが (爆)、そこで去る7月初旬に久しぶりに銚子電鉄を訪れた際の画像を思い出しました (その後富山とかジャカルタとか、濃すぎる光景を眼にしまくったもので……滝汗)。今回の銚子電鉄訪問は、1000形の地下鉄復活塗装が未撮影であるためというのもさることながら、某SCのラッピングを剥がしたあとの2002Fの麗姿 (汚れが進んで「?」ですが) を未撮影というのも流石にまずいだろう……と思って敢行したものですので、狙い通りに京王アイボリー姿を撮影出来てルンルン気分でしたね……♪ 正面が醤油色となったいま思うに、私の訪問時にちゃんと2002Fが運用に入ってくれて本当に有難う!という感じです (笑)。
 何はともあれ、これだけ様々なカラバリが現れたところで気になるのは、他の銚子電鉄既存車種と同じく、2000形が何時鉄コレ化されるかという問題です。グリーンにアイボリーに90周年正面醤油色とトリプル攻撃、いやいや伊予鉄時代2種も含めて5連打されれば、財布がもうイチコロです (笑)。いずれも最低限4連で転がし妄想に耽りたいもので……(^^;;)。