地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

播州鉄見聞2013 (1) 加古川線の103系

2013-09-21 00:00:00 | 国鉄型車両


 先日の台風は、関西で非常に大きな被害が生じたということで、心より御見舞い申し上げます……。そんな台風のさなか、加古川線の西脇市駅に留置中の103系2両が無人のままゴロゴロと2km転がったという事件が発生したそうで、真夜中ゆえ大きな事故には至らなかったものの「オイオイ……」という感じですが、その直前に敢行した関西撮り鉄行で初めて加古川線103系に乗り、その魅力にハマってしまったばかりですので、タイミング的に偶然?という気がしております (^^;)。
 それはさておき、播州西部を走る加古川線と播但線は、首都圏の人間にとってはなかなか馴染みがない路線ではあるのですが (私だけ?)、阪神淡路大震災発生後しばらくの間は関西と山陽を結ぶバイパスルートとして大いに活用されたという経緯もあって電化され、N40改造+2M編成化+トイレ設置で全く生まれ変わった103系3550番台が活躍しているのは周知の通りです。



 そこで、私もかねてから巡礼したいとは思っていたのですが、如何せん西播州エリアの馴染みの薄さに加え、加古川線は某デザイナーの自己満足が炸裂したイラスト・ラッピングが恐ろしすぎる (>_<)……というわけで、訪問が延び延びになっておりました。しかし最近ようやく恐怖のラッピング車が姿を消したということでチャンス到来! 目出度く今回の初訪問となった次第です♪ (否、厳密には以前北条鉄道を訪問した際、粟生駅でついでに加古川線103系を是非……と思ったのですが、ド順光でやって来たのは125系単行だったという -_-; というわけで、加古川線を目的地としたのは今回が初めて、ということになります ^^;)
 今回はとりあえず、列車の本数が多い加古川~厄神間のみでしたが、いや~ヘンテコ貫通顔となったエメグリ103系の表情が良いっすね☆ しかも、元々高加減速を誇るMT55装備の103系が2Mまたは4Mという超強力編成で走るというわけで……運転士氏がノッチを入れると到底103系とは思えないほどあっという間に加速して行きます♪ その「ジェット103」とも呼ぶべき雄壮なモーター音は絶品ですな……。というわけで、次は是非、加古川あたりに宿泊し、冬期の前パン上げ姿や (但し前パン未装備の車両もあり) 朝の4連を激写してみたいものです♪♪