去る9月20日は日本バス協会の「バスの日」。そこで、全国各地のバス事業者は9月中旬から下旬にかけて様々なイベントを催し、さらに10月に入ると鉄道の日関連のイベントが目白押しというわけで、バスヲタと鉄ヲタを兼ねている皆様にとっては目の回るような日々かと存じます (汗)。私個人としましても、最近は多少のバス趣味も生じ、バスコレも気に入った会社・車種に限って収集するようになりましたので (まぁ鉄コレと比べれば絞りに絞っておりますが ^^;)、鉄コレと並んでバスコレの動向もこの時期気になるところです。
そんな中、先々週の土曜日には江ノ電バスの湘南車庫にて江ノ電バスまつりが盛大に開催され、記念として江ノ電事業者限定バスコレが発売となりましたので、予告画面で7Eとエアロスターにイチコロとなった私も思わず朝10時の購入の列に並んだ次第です。もっとも、10時半には完全に列が解消しましたので、藤沢駅前で先に昼メシにしてから訪ねるということでも良かったかな……と (^^;)。
江ノ電バスコレを無事ゲットした後は、江ノ電バス及び高速バス分野で協力関係にある各社のバスが展示されているシーンを撮影するというお決まりのメニューを消化したのですが……雨天でもOKなように屋根の下の狭いスペースにバスが並べられ、しかも人が多すぎますので、暗いし良いタイミングは滅多にないしで全然ロクなカットは撮れません……(T_T)。
というわけで、当日展示されていたバス群のうち、藤沢と金沢を結ぶ北陸鉄道のエアロクイーンにつきまして、去る7月に北陸に遠征した際に乗車しまして、福井駅前で下車した際に撮影しておりましたので (全く同じ車番)、そのときのカットをアップしてみましょう (笑)。まぁ有り体に申しまして、夜行高速バス用のデラックス仕様エアロクイーンということで、余りにもありふれていて面白くも何ともないと言ってしまえばそれまでですが、この路線は藤沢を振り出しにして東名高速に入るまでのルートが実に濃いぃ! 常識的に考えて、藤沢から東名高速に入るには、厚木or秦野中井インターまで一般道&バイパス……というのが無難かと思われますが、このバスは藤沢を振り出しに鎌倉と横浜で客を拾うため、まずは江ノ電バスの一般路線と同じく深沢界隈を経由して鎌倉へ向かい、その後は鎌倉~逗子の海岸線を眺め、逗葉新道から横浜横須賀道路に入り、さらに釜利谷ジャンクションから首都高湾岸線に入り、そのうえで横浜駅と保土ヶ谷バイパスを経てようやく東名に入るという、何とも面倒臭い遠回りをします (笑)。まぁ藤沢から横浜まで直線で走り、信号にひっかかりまくるよりも、空いている自動車道→高速を遠回りする方が実は速く定時である、ということなのでしょう。というわけで個人的には、そんな大回りぶりに驚きつつ、ビールでほろ酔い心地ながらに夜の根岸石油コンビナートや本牧界隈を上から眺めるという贅沢を味わったのでした♪ というわけで、普段路線バスが走らない上記ルートを路線バスで走破したい方にはオススメです (笑)。
誰も手前にいない一瞬に合わせてシャッターを切るのは一苦労 (滝汗)。