も~う幾つ寝~ると、鉄コレ18弾~♪ 一応9月中の発売とされていますが、その通りになるか否かはひとえに中共が日本向けの税関検査を意図的に遅らせるという悪辣な策をとらなければの話でしょうか。それはさておくも、通常弾で20m級電車2両編成がリリースされるのは4年9ヶ月前の第9弾以来の話ですから、20m級車両もバンバン企画販売して欲しいと願っている私としましては「待ってました!」という気分です。まぁ一応オープンパッケージの並存により、第9弾から大幅に開いてしまったと騒ぐ必要はないのかも知れませんが……でもとにかく個人的に第18弾は全車種「よっしゃぁ!」ですので、もう待ちきれないのでございます (はぁと)。
しかしそんな折も折、第9弾で発売された車両のうち、恐らく最もマイナーで不遇な (?) 山陽700形の存在を思い出しました。鉄コレ第9弾は、とくに小田急1800形と東武73系を長大編成で走らせたい!という強い願望により4箱購入したのですが、一方山陽700形は「もし現役時代に乗りに行ければ是非乗って撮りたかった」と思うものの、結局私が生まれた頃までにほとんど廃車となってしまったことから (号泣)、必ずしも妄想長大編成化させたいとは思わなかった次第です。そこで、拙宅の山陽700形は現在も6両がそのままであるものの、2両は購入後間もなくフリーランス用としてシンナー池にボチャン! 一旦この車両は、GM東武78系のジャンクボディを流用したフリーランス車両に合わせた塗装にしたものの、すぐにこの塗装自体余りにも地味過ぎて「何だかなぁ~」と思い、再びシンナー池にドボン! 他の車両いじりに追われる中、長らく日の目を見ない状態が続いたのでした……。
とはいえ、先日久しぶりにフリーランス種車放置箱 (滝汗) を漁ってみたところ、この車両の側面は実に国鉄73系の全金化・近代化試作改造車に近い雰囲気で素晴らしい!という魅力に気づいたのでした。そういえば、鉄コレ第9弾が発売されてからしばらくの間、山陽700からクモハ73001を製作するという、思わず頭が下がる猛者の作品が模型雑誌を賑わせていたのを思い出しました……。しかし、おっかなびっくり初心者の域を出ない私には、非貫通・三枚Hゴム窓・シルヘッダーといった要素をを組み合わせた正面をどうすれば良いのか、全く見当もつきません。
そこで、又してもアホな一案がピーンと脳裏に……(^^;)。そうだ!「73系の近代化試作改造時に、貫通扉つき先頭車も用意された」または「山陽で不要になった700形を国鉄が安く買い叩いた」という妄想設定とし、73系が大都市主要路線で活躍しているあいだは編成の中間に挿入され、地方転出後はのっぺら貫通顔を先頭にして73系最晩年まで活躍したということにしてしまえば良い……と (超滝汗)。
決まった後は要領よく葡萄色を塗り、GMの旧国白文字インレタを貼った次第ですが、いっぽう屋根は一体成形の角形ベンチレータをペンチで剥ぎ取り、穴が開いたところにパテ盛り→ヤスリ整形という作業を要しましたので、これが思いのほか面倒でした。いや、既に手がけた超面倒臭いフリーランス車両と比べれば全く何と言うことはない作業ですが、簡単に改造を済ませるつもりの車両で時間を費やしてしまいますと疲労感が増すという……。えぇ、全然模型道の悟りとは対極のヘタレぶりです、はい (^^;)。それでも、グロベンと避雷器を載せ、再び車体と組み合わせてみますと……ををっ!ワンダホー♪ 側面は本当にクモハ73001っぽくなりました♪♪ これに対して正面は……キハ30・35を何となく思い出すゲテモノぶりですね (笑)。あ、一応車番は、空きを狙って73系910番台としました (^^;;;)。
完成後は、とりあえずこの2両だけで組んでみると強烈にキャラが立っていますが (爆)、TOMIXの73系と組み合わせ、この2両を中間に挟んでみますと……本当に有り得た編成のように思えて来ます☆ いっぽう、73系970番台の中間車を葡萄色化した車両を間に挟んでみますと、「こんな編成が鶴見線に走っていたらなぁ!」と垂涎状態 (^^;)。というわけで、今後鉄コレでクモハ73001や、クモハ73 900番台・クハ79 900番台が製品化されることを熱望したく存じますが (否それだけでなく、クモハ73 600番台 やモハ72 500番台、クハ79 300番台といった、63系時代を経験せず最初から73系として新造された屋根が低めなグループも、ビシバシ鉄コレとしてリリースされるべきなのです!)……しかし、73系は原則としてTOMIX本流のハイグレードとして発売されることになるのでしょうか?! (高い……)