相当ヤバ過ぎる列車の揺れに半分恐怖を感じ、そしてもう半分は「ヤバ過ぎるほど面白れぇ!」と感じつつ、バーンレームから揺られること約80分。ついにハイウェイの高架をくぐり、俗世に戻って来たと思い知らされる間もなく、線路の両側には民家が増え始め……そしてぬをををっ!線路の両側がテントだらけになり、その下には人人人! こうして、世に名高いメークロンの線路市場に突入!! 駅に近づき最徐行になった頃には、列車のスレスレ数cmの位置に、コンデジやらスマホやらを構えた観光客がビッシリと建ち並び、むしろ線路市場そのものよりも、観光客多過ぎ!な現実の方がオドロキです (滝汗)。
というわけで、屋根付きのメークロン駅に列車が到着すると、下車する観光客とこれから乗る観光客が互いに目を血走らせて記念写真だ!席取りだ!と狂奔する地獄絵図が展開しまくったわけですが、到着の時点で既にバーンレーム行の発車時刻を過ぎている以上、何時発車ベルが鳴るか見当もつきません。そんな中、何時までもこんな喧噪に付き合っていますと、肝心要の線路市場走行シーンを撮影出来なくなってしまいますので、速攻で人をかき分けつつ線路市場へ! ……しかし、余りにも地元客・観光客が多過ぎ、ちっとも前へは進めない……。そうこうしているうちについに発車予告放送が入り、商店主の皆様はおもむろにテントを畳み、商品を置く台をゴロゴロと店舗側に押して準備完了! 発車ベルが鳴り響いた後、線路市場にいる全ての人々の視線が、黄色い旧塗装顔のTHN系に向けられ、ついに私の僅か数cm脇を通過して行きました……! いや~結構コワイ (笑→私自身が接近し過ぎ ^^;)。しかし、呆気にとられるわけには行きません。通過直後、テントが畳まれる前に速攻後追い! この1~2秒後にはワラワラとテントがDCの顔にかぶって行き、いつの間にか元の線路市場に戻って行ったのでした……。
こんな感じで、まぁ観光客が多過ぎながらもメークロンの線路市場を楽しんだ後は、駅構内の屋台でバーミー・ナムをすすり、事前にGoogle Mapで調べた通りに商店街を歩いて別のところに向かったのでした。(つづく)
線路脇には、文明礼貌の気品あふれ、ちょんふぁ民族の偉大なる復興とソフトパワーを一人一人が民間大使として体現した (こんちゃん党機関紙れんみんりーぱお風表現。爆) オラン・チナ観光客がびっしり (@o@ 車内から撮影)
つーか、○ゲオヤジが構えているデジカメ、レンズフードの位置が90度違くねーか?……というわけで、成○観光客に最新日本製品は「○に小判」状態?! 単にこのデジカメはボディを横長で構えると縦位置画像になるのがデフォ、ということなのかも知れませんが……(そんなのあるのか?)。私自身が最近のデジカメ事情に対する無知を晒しているのかも (汗)。
一見すると超テキトーな光景かも知れませんが、何が何でもコンデジで通過シーンを撮ってやる!と息巻く観光客と、通過したら速攻でテントを下げて商売再開!と身構える商売人で、何とも言い様のない強烈な緊張感が漂う……という点で、実は極めて不可思議な光景でもあります (汗)。