真岡鐵道は単にSLを週末ごとに運転するのみならず、とりわけ真岡市をはじめとした沿線自治体も「SLの走る街」を標榜して街おこしを行っており、鉄道がある環境そのものを大事にしようという雰囲気が伝わって来るものですが、その象徴というべきものが、真岡駅に新たに併設されたSLキューロク館と言えましょう。恥ずかしながら、ここを初めて訪れたのですが (滝汗)、49671は圧縮空気でちゃんと動き、しかもスハフ44のホンモノも鎮座しているのですなぁ……。季節柄、館内は観光客が結構多く、しかも今回はたまたまテレビの収録もやっていたため、画像は「続きを読む」スペースにちょこっとアップするにとどめます(^^;
むしろ今回圧倒されたのは、昨年12月に公開されたばかりのD51 146! この罐は引退して以来長らく静岡県内で保存されていたところ、状態が良好であることから、SLキューロク館の一層の充実を目指す真岡鐵道に引き取られ、このようにピッカピカに整備されたというもの。赤いコーンに囲まれてクラの中に佇む9600よりも、かくも美しく撮りやすい状態で外に鎮座しているD51の方に目移りしてしまったのは言うまでもありませんが、9600も動けばちゃんと外で撮影出来るわけですから、これは是非とも再訪しなければいけないですね……!
この連休中には梅小路蒸気機関車館あらため京都鉄道博物館がオープンし、私も時間に余裕があれば今月中に訪れるつもりですが、梅小路の場合は展示されている罐の前に「登ってはいけません」表示が掲げられてしまうのが難点……。この点、真岡の罐はまっさらな状態で、実に美しい……。というわけで、実は真岡駅・SLキューロク館というところは、地味にマニア心のツボを押さえているように思ったのでした。
尾根遺産がブルーハワイを片手に顔出しレポートしているシーンが終わりそうにないので要再訪 (汗
スハフ44……(*^^*)。