地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

栃木東部非電化散歩 (5) 烏山線キハ40

2016-05-11 12:00:00 | 国鉄型車両


 東北線の宝積寺から枝分かれして、栃木県東部の緑豊かな丘陵地帯を縫うようにして走る烏山線は、行き止まりの地方交通線にしては、朝夕を中心として県都に直結していることもあって、そこそこの客を集めて存続し続けておりますが、いずれ行こう行こうと思いつつも、これまで個人的には未乗でした。ま、そんなところばっかりですが……忙しいのと、気に入った同じところに繰り返し出掛けて撮り鉄してしまう習性のため、未訪問路線は自ずと先送りになってしまうことこそ恥ずかしけれ。とりわけ烏山線の場合、90年代の非鉄時代から長らく、この大胆な塗り分けの烏山色がどうも好きになれず、00年代に撮り鉄に復活してからもつい最近まで後回しとなってしまいました。



 しかーし! ここに来てEV-E301系が登場し、あるいはJREの他のキハ40系列運用路線でも、こともあろうにミトーカ臭い造形のハイブリッドDCを導入する動きが生じたとなれば、座視しているわけには行きません。このカラーリングについても、モオカ14形の色ですらOKという心境の変化があった以上、もう全然バッチコーイ!なのであります (^^;)。それに加えて、今後廃車になった後はミャンマーに行く可能性が高く (両運&ロングシートのため、他の民鉄が購入するかも知れませんが)、この色のままサバンナ気候の大地を走るかも知れないと思えば、是非少なくとも一度は撮っておかないと……。
 というわけで、真岡で一泊した翌日、烏山も訪れまして、宝積寺/宇都宮行きが必ずと言って良いほど大金で長時間停車するのを利用して、烏山色の烏山行を無事連写しまくり! こうなりますと、今さらながらTOMIXキハ40の烏山色が欲しくなって来ました……(乗ったら記念に高価な模型が欲しくなるなんて、ほとんどヤバいビョーキ……笑)。