大企業各社の決算発表と今年度の設備投資計画が明らかになりつつある今日この頃、私が普段海外逃亡の際に利用している鶴丸航空は、一時の経営危機からほぼ脱し、国際線はウリナラ線を除き (汗) 総じて好調なようで何よりです。そして、鶴丸航空の問題がほぼ片づいたということは、東急の財務への悪影響も減ったということなのでしょうか。このたび発表された東急の新たな設備投資計画によりますと……6扉車代替ではない純然たる田都新車予告ついに現る……!! そもそも今頃、8630F以前の編成は全て田都から消えて久しいはずであったところ、鶴丸航空問題によって8606Fと8614F以後の編成は基本的に生き残っているわけで (8618・8624Fを除く)、その間にいつの間にか多くの他社路線から1970年代後半~1980年代の車両が消えてしまった中では、8500系ヲタを除く一般ピーポーの田都に対する印象に大きな影響が生じていたものと思われますので、東急としては何としてもこの問題を先へ進めたいのでしょう。
そこでまず気になるのは形式名ですが、既に長年製造されて多種多様なスペックを持つ20m級「走るんです」が、6000系という特殊なマスクの車両を除き一律に4000・5000番台にまとめられている以上、一応最新の機器を搭載しても5000系列の延長ということで、4020番台とか4030番台を名乗ることになるのでしょうか?? (以上についてのコメントはご遠慮下さい)
まぁそこらへんは妄想の最たるものですのでさておき、より現実的な問題として気になってくるのが、今後4~5年 (?) のうちに大量に廃車される8500系のその後でしょうか。個人的には、もう8500系を逃したら、今後首都圏のJREや大手民鉄からは、まとまった数の非VVVF・10m固定編成・オールステンレス車は出ないと思われますので、今や10連や12連が当たり前になりつつあるKCJが、今後のブカシ線やスルポン線でのさらなる輸送力増強・電化区間延伸に備えて、10連まるごと大量に買ってくれないものか……と思います。そうすれば、205系の大量投入以来急激に斜陽の気配が強まってしまったジャカルタにおける東急勢力の大挽回が図られ、東急ファンとしては目出度し目出度しなのですが……。とはいえ、既にKCJは俄然新しく安定した性能の205系に加えて、今度は千代田線6000系VVVF車にも手を付けるわけで、登場後40年を経た8500系を新たに編成ごと購入することには興味を失っているとしても不思議ではありません (→とゆーか、普通そーだろ……と)。
というわけで、既にKAI・KCJ手持ちの東急部品が枯渇し、状態の悪い編成を潰して他の編成を延命させる段階に突入して久しい中、来年以後廃車となる8500系の部品が少しでも多く海を渡り、現在ジャカルタで青息吐息の奮闘を続ける8000・8500系にとって干天の慈雨となることを願わずにはいられません……(それまで何とか持ちこたえてくれぇ~!!)。103系が亡き今、JRとメトロだけになってしまったら、個人的には毎年出掛ける理由もなくなってしまいますから……(滝汗)。
一方、8500系や8590系をゲットしてくれそうな国内私鉄には秩父鉄道・富山地鉄がありますが、果たして追加導入はありますでしょうか……?