地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

京急120周年の歩み号を撮る (下) 1521

2018-09-25 00:00:00 | 大手民鉄 (京急)


 以前の歴史ギャラリー号のときもそうでしたが、いま久里浜工場の保存車両でも拝むことが出来る京急初代塗装というものは、木製ドア・リベットゴツゴツの車両にこそ似合うものであって、プレスドアですらない現代の車両に印刷で木製ドアやリベットの雰囲気を再現しようとしても、どうもやっつけ感が否めないのは仕方のないところでしょう。それにもかかわらず、来れば「ハァハァ……」と言いながら激写してしまうのは、のっぺらなステンレス or アルミボディに帯ステッカーを貼っただけ、という巷の流れに少しでも抗っているように見え、何となくシビれてしまうからかも知れません。



 というわけで、大師線+何となく晴天という組み合わせの下、主に後追いで撮影した1521の歴史ギャラリー風……というか初代塗装風ラッピングですが、やはり4連フル編成姿で撮ってみたいですし、今回先頭に出る車両がない赤黄ツートンも、出来れば4連の堂々たる見映えを見てみたいものです。
 それはさておき……今年も早いものでそろそろ年末のことをいろいろ考えなければならない中 (滝汗)、上大岡鉄ヲタホイホイフェスタのネタはやはり、1500形初期車の金型を用意して、この編成になるのでしょうか? もっとも、マイクロやGMでもこの手の企画は十分考えられるところです。また個人的には、京急事業者限定鉄コレでは、この手のネタ車両や消えて久しい釣掛車 (230形が出たのみでご無沙汰) で攻めて欲しいと念願しておりまして、何と言っても、個人的に渇望してやまない400・500番台の車両が今だ鉄コレ化されていない以上、事業者限定鉄コレの席はなるべく引退済み車両のために使って欲しい気もします。
 をっと、1521の存在から話題が遠ざかってしまいましたが (^^;)、ともあれこの手の復活塗装や復活ラッピングというものは、 同じ線路をかつて行き交った車両を思い出すのに十分な存在と言えましょう。