本日は鉄道記念日ですが、毎年そんな節目に痛感するのは、年を追うごとに二段窓の車両が減っていることでしょうか。
そんな中、新京成8000形は代表的な車両として結構頑張っている……と思いきや、いつの間にかN800形に押されて、VVVF化された3編成しか残っていないようです。いつの間にか世代交代が進み、気がついてみたら、あるいは久しぶりに訪れてみたら全く顔ぶれが異なり、浦島太郎気分にさせられるという展開は、新京成も例外ではないようです。
そこで新京成としても、8000形の消滅がそう遠い将来ではなくなった中、昨年に残り3本の8000形のうち1本 (8512編成) について、かつて長年親しまれた茶帯仕様としており、これは撮ってみたいものだと思っておりました。しかし新京成の車両は、ただでさえ蛇のようにくねる新京成線内を往復するのに時間がかかるところ、京成千葉線との直通が始まって以来、ますます特定編成を見かける確率が低下しています。というわけで、多忙の中ですっかり忘れてしまっていたのですが、昨日別件で新京成沿線を訪れたついでに、僅かな時間を確保して沿線の踏切でカメラを構えてみたところ……何と一発目で8512編成登場! (^O^) いや〜、たまにはこのような、宝くじ超大当たり級の巡り合わせもあるものですね……。
それにしても、この古狸顔には茶色が似合いますね♪ 鋼製ボディ+二段窓+分散冷房の組み合わせも、涙が溢れるほど「昭和」です☆ なるべく長生きして欲しいと思う一方、ピンク白ツートン塗装となった8518編成もいずれ是非撮ってみたいものです。