原ノ町から乗ったE721系の仙台行きは、発車当初こそ昼で学校が終わった高校生でごった返していましたが、彼らが相馬の前後で下車すると、ちょうど座席の7〜8割程度が埋まる混み具合となり、津波対策で新線となった区間の様子を車内から眺めた後、無事岩沼で久しぶりの常磐線完乗を果たしました。上野からの所要時間は、代行バスも含めて約8時間……。18きっぷでなければフツーに新幹線に乗るよなぁ……(^^;)。
その後は、仙台手前の某駅で撮り鉄し、やって来るE721系を手当たり次第撮影したのですが、あれ？原ノ町で撮影したE721系と比べると、帯の色が薄くないか……？ そんなアホなつぶやきに、高坊の甥っ子は「これだからオヤジは時代遅れで困る」と言わんばかりに「1000番台は赤帯じゃなくてピンク帯！」と説明してくれました。完全にVVVF世代な甥っ子が、よくぞここまで叔父さんを凌駕するヲタ知識を身につけてくれたものよのぅ……という、じわりじわりとした喜びが湧き上がってきたのでありました。