鉄道車両にどのような色を塗るかは鉄道会社の創意工夫次第というわけで、最近は復活旧塗装のみならず交流提携先の他社の塗装を塗ることもトレンドとなっていますが、それが果たして似合うか否かは車体とデザインの組み合わせに大きく依存するところでしょう。その点、東武「りょうもう」208Fに塗られた台湾のプユマ塗装は、最も成功している一例かと思います (*^^*)。何せ、私などはマイクロの模型も買ってしまいましたから……(^^;)。
しかし、そんな台湾のプユマ号が一昨日大きな事故を起こしてしまいました。原因究明はこれからでしょうが、速度制御の異常が起こりスピードが出過ぎた結果、福知山線事故と同じような力学で脱線した云々と言われています。犠牲となられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、一刻も早くその他被害者の方々のケアと原因究明が進み、日台鉄道交流が引き続き実りあるものであり続けることを願ってやみません。
そして……福知山線事故以来207系の色が変わったように、プユマの塗装も変更されるのかも知れません。そうとなれば、東武のプユマ色も長くは続かない可能性があります。名作と思うだけに複雑な気分です。