地味鉄庵

鉄道趣味の果てしなく深い森の中にひっそりと (?) 佇む庵のようなブログです。

ソウル電車漫遊録 (6) 2号線の小田急!

2008-05-11 20:02:53 | 韓国の鉄道


 ソウルの地下鉄における「小田急9000顔」は、トリコロール・カラーもしくは太極旗カラーとともに3号線の顔になっておりますが、実は同じ顔の車両が2000台の車番を名乗りつつ2号線を快走しています。絶対的な本数は決して多くないものの、かといってレア車両というわけでもなく、私の漠然とした印象では5~6本に1本くらいがこの車両でやって来た……という感じです。場合によっては立て続けに出現することもあってビックリ (笑)。
 そこでJTBキャンブックス『韓国鉄道の旅』を繙いてみますと、実はこの編成、もともとは4号線の開業の際に3号線と同じ塗装で投入されたものの、その後は1号線のステンレスVVVF車と同じタイプの車両に置き換えられた結果 (だから4号線も青+赤帯だったのか……)、ごっそりと2号線に移動して緑系塗装に変更された……というのが真相のようです。ちなみに、個人的に「ソウルの小田急9000」を眺めた印象では、3号線の青赤カラーよりも、2号線の緑カラーをまとっている方がお好みです (*^^*)。



 そんな「2号線の小田急9000」、今回も前にアップした2号線電車の画像と同様、聖水駅と堂山駅で撮影した画像をご紹介してみることにしましょう。1枚目は聖水にて、乙支路・往十里方面から急勾配をグワーッと駆け下りてホームにすべり込んでくるというダイナミックなシーンです! (右側通行ですので念のため) 曇りの日限定のアングルですが、結構楽しめます (^^)。
 そして2枚目は堂山にて。汝矣島の国会議事堂や高層ビル群を間近に望む2号線の漢江大鉄橋は、設計不良が発覚したため90年代に列車を長期全面運休にして架け替えたという曰く付きの橋ですが、ここからの夜景は筆舌に尽くしがたい圧倒的なものがあります。堂山駅からそんな漢江鉄橋を渡る列車を撮るなどという行為は、かつてなら即刻北朝鮮のスパイ扱いされたでしょうが (-_-;)、今や撮り鉄をしている私の存在に気付いた車掌氏が「やあ」と微笑んでくれるようになったとは……。前回の3号線の話題でも触れましたが、それだけ韓国という国がまったりと平和になった (そして北朝鮮がどうしようもないほど終わっている国になった) ということでしょうか。これであとは、従来鉄道が「触らぬ神に祟りなし」の軍事施設 or 騒音を出すだけの迷惑施設扱いされてきた韓国で、本格的な鉄道雑誌が創刊されるほど鉄道趣味がメジャーになれば、全く言うことなしなのですが……。

京急1321F・マルーン編成を撮る@新町

2008-05-10 09:56:00 | 大手民鉄 (京急)


 京急で2月下旬に2本の旧塗装復活ラッピング1000形が登場して以来、早くも2ヶ月半が経ちました。そして、既に京急各駅に張り出されている今月25日の久里浜工場イベント告知によりますと、やはり予想通りと申しますか……この2本が新1000や2100から主役の座を奪うことになるようです (笑)。もっとも、久里浜工場イベントの主役はあくまでク○○キ、じゃなくて御子様と相場が決まっております。主役が居ならぶメイン会場の周囲は、それこそ車両ギリギリまで記念写真の親子連れが殺到し、喧嘩上等・問答無用な阿鼻叫喚のるつぼとなることは間違いないでしょう……。ただ、私はそういうところでは撮る気が全く起こりませんので (以前久里浜イベントに出かけたのも、もっぱらデト狙いだったりします ^^;)、やはり日常の運行風景を撮り貯めておきたいと思う次第です。
 そこで、既に当ブログでもご紹介した戦後風1309Fと同じく、大師線のマルーン1321Fにつきましても、機会があるごとに京急川崎駅に立ち寄り、1321Fが走っていれば是非記録しよう……と気合いを入れておりました。しかし何てこった……割とスケジュールに余裕があった3月、寄り道で川崎を6~7回訪れて、ことごとく空振りに終わったとは……(激鬱)。行くといつも留置線で89運行を表示して昼寝を決め込んでいるのですから……悪運に取り憑かれ過ぎていました (-_-;)。



 しかし、そんな私にもついにマルーン1321Fを撮影する機会がめぐって来ました! しかも、それはとんでもない偶然なことに、新町検車区での出来事……。このときは京浜東北線を乗り継いで川崎に至り、例によって京急川崎駅脇の踏切にて大師線の運用をチェックしたのですが……やっぱり空振り (T_T)。しかも留置線にも姿はなく、こりゃ新町に引っ込んでしまったか……と落胆すること限りなし。
 まあ、嘆きの余りその場に立ち尽くしていても仕方がありませんので、「天○」で安くて美味いラーメンをすすった後、昼下がりでガラ空きの普通車に乗って横浜に向かったのですが、念のため1321Fが新町のどのあたりで昼寝をしているのか確認してみようと思いまして、新町到着時に注意してみたところ……何と、構内を横断する踏切の手前という、新町最大のお楽しみスポットに停車しているではありませんか!!! そこで超速攻で下車し、「どうか数枚うまく撮るまでは動きませんように!」と念じながら、たった独りの接近戦激写大会へと突入!!! すると……どアップはこれで良し!と思ったタイミングに合わせるかのように入換要員氏が詰所から現れて踏切が鳴り、1321Fはゆっくりと検車区の奥へと消えて行きました……。その姿をズーミングで追いまくりながら、滅多に撮れない (?) 新町構内踏切シーンを独占激写してしまった自分の強運ぶりに驚かずにはいられませんでした……v(^O^)v まぁ、この巡り逢いをこのうえなくドラマチックにするためにこそ、それまで大師線での運が逃げていたのかも知れませんが……(苦笑)。というわけで、大師線での撮影結果はまた改めて (爆)。

183系団臨運用・横須賀線内の楽しみ

2008-05-09 10:02:19 | 国鉄型車両


 黄金週間は早くも去ってしまい、通勤電車が混み混みになるなど、日本列島はすっかり日常モードな今日この頃。これからの季節は初夏の花の見頃となり、それとともに各地へ向けての団臨が活発に走ることになるのでしょう。とくに横須賀線沿線の鎌倉はこれからが最高の書き入れ時。毎年初夏のDJ誌を眺めていると、首都圏一円から団臨が鎌倉へと殺到 (?) することがありありと見て取れます。
 そんな鎌倉臨、むかしはそれこそ急行型電車の出番でしたが、今ではすっかり波動用としての用途が定着した183・189系の晴れ舞台だという印象があります。しかも、国鉄特急色あり、あずさ色あり、ごくたまに彩野色 (というか東武色 ^^;) あり……さらには国鉄特急シンボルマークの有無の違いありということで、それなりに観察と記録のし甲斐がある存在だと言えましょう。……などと申し上げつつも、実際にはこまめに観察するヒマがないのが残念なところです (^^;)。



 ただ、ひとくちに横須賀線へ入線する団臨といっても、運行されるスジによって濃いぃ味わいの度合いが大きく変わるような気がしております。個人的にみて、全く撮る気が起こらない「下の下」なのは、鎌倉到着後そのまま横須賀へ向かい、横須賀駅南西側の側線に留置されるというパターン。とくに横須賀駅……きれいな編成写真を良い角度で撮影できないという最大の問題がありますので……(-_-;)。
 これに対して最高に「当たり」だと思うのは、鎌倉到着後まず逗子へ向かい側線に入線、その後折り返して大船に向かい、改めて鎌倉の側線へと回送されるというパターン! これは、横須賀駅の側線が別の団臨で埋まり、逗子駅の側線も空けておく必要がある中、鎌倉駅でのややリスキーな下り線横断を避けながら、確実に車両を鎌倉に留置させようという発想に基づいて行われる回送ですが、面倒な回送を意地でもやっているように思えるあたりが何とも撮る側の趣味ゴコロを煽ります (^^;)。その中でも最大の楽しみは……2枚目の画像にある通り、天下の183系が側線の草むらの中に突っ込んで行くという、濃いぃ側線・専用線ファンにはたまらない一瞬です (*^^*)。今回は一昨年に撮影した画像を引っ張り出してみましたが (^^;)、この侘び寂び見たさで、またいずれ鎌倉臨を撮ってみたい……そう思う今日この頃です。

台湾鉄路温故知新 (8) 神出鬼没の貨物列車

2008-05-08 11:51:55 | 台湾の鉄道


 台湾での撮り鉄となると、どうしても主な関心は手動ドアや非冷房のシブい旅客車両に向かってしまうのですが、貨物列車の濃いぃ魅力も見逃せません。
 但し、ぐるりと一周してもせいぜい九州と五十歩百歩な台湾では、道路網が発達した今となっては、鉄道貨物輸送の優越性を発揮する余地が狭められているのが実情で、そもそも日本のようなコンテナ輸送は滅多に見られません。ほとんどの場合、セメント会社・発電所・石油会社・食品会社・軍といった特定の大口荷主の需要だけで成り立っており、港と工場・発電所、工場とストックヤード、あるいは駐屯地と演習地の間を結ぶ車扱貨物が圧倒的比重を占めています。
 ただ、それは裏を返せば、たまたま出会うことが出来れば濃いぃ編成を撮れまくりなわけでして……(笑)、絶対的な本数は必ずしも多くないだけに、嬉しさは炸裂という感じです (^_^)v。



 1枚目の画像は台東駅にて。ホーム北端にて、到着する花東線のキョ光号や出入庫列車を撮っていたところ……突然砂利輸送列車が出現!\(^O^)/ 花東・南廻線は確か毎日多くても2~3本しか貨物列車が設定されていないはずですので、台東あたりの緑濃い山々をバックに貨物を撮影できるなんて最高です! 現在確か、高雄か台中あたりの港湾整備のために花蓮から砂利を運ぶ「東砂西運」輸送を行っている云々……という話を「台湾鉄道網」あたりで見たような記憶があり、多分その列車だと思われます。
 いっぽう2枚目は、屏東線・南州駅北の踏切で普快車を待ち構えていたら突然やって来た軍用列車! 積載しているのはトラックですので、イマイチ物騒さはありません (^^;)。待避線でかなり長い時間、交換するキョ光号を待っており、列車全体の長さからみて対向ホームからも十分すっぽりと編成を撮影出来ましたので、速攻で駅に戻って入場券を購入のうえ撮影したい衝動に駆られたのですが (^^;)、まさか軍用列車のダイヤが分かろうはずもなく、移動中に発車されたら叶いませんので、結局20分以上「早く発車してくれ」と待ち構えることになったのでした。まあ、絶妙なアングルで決まりましたので良しとしましょう! (なお、軍用列車の画像は台湾の鉄系サイトでもバシバシ紹介されていますので、当ブログでも特に遠慮せずアップすることにしました)
 ちなみに、滅多に貨物列車が来ないところで「待ちくたびれた……」となりたくない方にオススメなのが、花蓮港と北廻線のいくつかの駅を結ぶセメント列車です。本数は多く、秩父鉄道よりも頻繁なのではないかという印象です (まだ撮ったことないのですが……^^;)。

東急恩田通信・08年GW明け編

2008-05-07 18:41:33 | 大手民鉄 (東急)


 連休中は世間の賑わいをよそに、仕事を抱え込んで「ああでもない、こうでもない……」と苦しんでいたのですが (鬱)、さすがに精神衛生上余りにもよろしくないですね……。そこで今日は、用務先での仕事が午前中だけで終わったこと、そしてカラッと晴れたことから、午後を東急散歩に充ててみることにしました。まずは速報として恩田の様子をご紹介したいと思います。
 田都界隈での撮影を終え、いつものようにこどもの国線に乗って長津田工場の様子が見えてきたところ……あれれ? いつの間にか随分スカスカになってる……(汗)。その結果、これまでは大量 (?) の車両によって隠されている状態だったクハ8001が、車内及びテクノシステム南西側の道路からよく見える状態になっております (この画像は帰りの車内から撮影 ^^;)。ナンバープレートと社紋は完全に残され、ブラインドも閉じられているなど、他の車両とは全く異なる扱いとなっており、保存のウワサは多分間違いないものと思われます (^O^)。
 あとは、東急車輌で長らく死蔵したあと輪切りなどということにならず、この姿を磨いた状態を永遠に保つことを切に祈るばかりです……。



 いっぽう、長らく9001Fから抜かれて長津田工場内に放置されていた9000系中間車3両は、いつの間にか入場線から工場内に取り込まれて行き……私が見ている目の前で最後の1両・デハ9201がアントに引かれて中へと消えました。号車札が挿され、椅子もビニールに覆われた新品 (?) のようですので、このまま検査を受けて9001Fに戻され、東横線で復活することでしょう! 東横線は8000系さよなら運転以来、デヤや「みなとみらい号」などが走らない限り、撮り鉄の姿を見ることも稀な路線となっていると思いますが (?!)、9001Fがピカピカな姿となって復活するあかつきには、再び一時的に活気づく (?) のかも知れません。
 その他の車両につきましては……デハ8106・クハ8005が廃車解体待ち (?) の状態で置かれていた一方、テクノシステム側にはさらに複数の車両が移動して活発に改造工事が行われており、一番手前にはクハ8019の姿がありました (ナンバープレートはそのままの状態)。クハ8019は多分伊豆急向けでしょうか。その一方、以前手前に置かれていたナゾの車両 (両運化改造中?) も、既に中に取り込まれており……どうやらテクノシステムは連休の谷間から本格始動していたようです (汗)。
 こんな感じで9000系中間車や改造中の8000系が移動すれば、どうりで工場内の空間に余裕が出てくるわけですね……。先日入線した5115Fも今日は田都線内で試運転を行っており、入れ替わりで離脱する (?) 8609or8612Fが恩田に来るのももうすぐでしょうか……。今日は長津田に来る途中何と、ダイヤ乱れの影響で22Kに入っていた8612Fに乗ったのですが (^O^→長津田で車両交換)、多分それも最後かも知れない……と思うと、一抹の寂しさを禁じ得ないのでありました。