小金沢ライブラリー

ミステリ感想以外はサイトへ移行しました

ミステリ感想-『いちばん初めにあった海』加納朋子

2002年11月08日 | ミステリ感想
~あらすじ~
堀井千波は周囲の騒音に嫌気がさし、引っ越しの準備を始めた。
その最中に見つけた一冊の本、『いちばん初めにあった海』。
読んだ覚えのない本のページをめくると、その間から未開封の手紙が。
差出人は“YUKI”。だが、千波にはこの人物に全く心当たりがない。
しかも手紙には「私も人を殺したことがあるから」という謎めいた内容が書かれていた。


~感想~
氏初の長編。
ミステリ――と言い切るには謎も解決もすこしく物足りない。
いかにも味わいは存分に出ているのだが、いまいち。


02.11.8
評価:★★ 4
コメント