~あらすじ~
竹本健治が連載を始めた本格推理に、いつのまにか埼玉で起こった女性連続殺人事件の、犯人を名乗る男の手記がまぎれこんでいた。
竹本はミステリ作家の仲間たちとともに推理を始めるが、現実と虚構の境界線はあいまいになり、事件は思わぬ展開に。
このミス18位
~感想~
問題外。
――と切り捨てるのは簡単だが、いちおうつれづれと感想をば。
実在の人物を取り込んだ大胆な試みは、どうもモデルにされた当人の魅力に寄るところが大きすぎる。
謎はあるが解決はなく、この物語にいささかの整合性も求めてはならない。
ここに描かれたのは竹本健治そのものであり、それ以上でもそれ以下でもあるまい。
論評などまさに虚無へと捧げる供物のよう。論じれば論じるほど虚しくなる。
見どころと言えば、ミステリ界で屈指のエロ描写くらいのものだが、そんなものが読みたければ官能小説でも買えばいい。
一言で言うならば、クソつまらんかった。
04.1.18
評価:なし 0
竹本健治が連載を始めた本格推理に、いつのまにか埼玉で起こった女性連続殺人事件の、犯人を名乗る男の手記がまぎれこんでいた。
竹本はミステリ作家の仲間たちとともに推理を始めるが、現実と虚構の境界線はあいまいになり、事件は思わぬ展開に。
このミス18位
~感想~
問題外。
――と切り捨てるのは簡単だが、いちおうつれづれと感想をば。
実在の人物を取り込んだ大胆な試みは、どうもモデルにされた当人の魅力に寄るところが大きすぎる。
謎はあるが解決はなく、この物語にいささかの整合性も求めてはならない。
ここに描かれたのは竹本健治そのものであり、それ以上でもそれ以下でもあるまい。
論評などまさに虚無へと捧げる供物のよう。論じれば論じるほど虚しくなる。
見どころと言えば、ミステリ界で屈指のエロ描写くらいのものだが、そんなものが読みたければ官能小説でも買えばいい。
一言で言うならば、クソつまらんかった。
04.1.18
評価:なし 0