小金沢ライブラリー

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先々週のNXT #175

2013年07月19日 | 今週のNXT
ビッグ・E・ラングストン ○-× エイダン・イングリッシュ
(ビッグ・エンディング)

王座陥落し気の立っているラングストンとなんかキモいイングリッシュのスカッシュマッチ。
イングリッシュはNXTが現行の形になってすぐに登場しているが、役目は常にやられ役。この日も1分もたず秒殺された。
特にプランのない選手への扱いが世界一悪いのはWWEの特徴である。


NXT女子王座決定トーナメント一回戦
アクサナ ×-○ エマ
(ディル・エマ)

アクサナはリトアニア出身の元ボディビルダーで、なにげに一軍に3年いる。ガタイはいいが特にレスリング技術は高くなく、男をたぶらかしては私腹を肥やす腹黒女としてそれなりにキャラが立っている。最近はストーリーから外され極めて地味な存在だが、ここでチャンスをつかめるか。
技術が無いといってもさすがに二軍のエマとやらせれば格上。珍しく一方的に攻め込むものの、ボディスラムを返されて必殺技で固められるとあっさりタップした。
エマは技の仕掛けが常にテンポ悪いので改善が待たれる。
ところでフィニッシュの鎌固めは「エマ・ロック」だったはずだが、改名したのか単に実況が間違えたのか判然としない。


レオ・クルーガー ○-× ダンテ・ダッシュ
(GC3(アームロック))

ダッシュもエイダン・イングリッシュと同じく初期から登場しているが、ジョバー(やられ役)街道をまっしぐら。
ブレイクしそうでしないクルーガーは怪奇派とサブミッション主体という2つの特徴を順調に育ててはいるが、いかんせん客がついてこない。こういったスカッシュマッチよりも、人気のあるトップレスラーと絡めてまずは実力をアピールさせるべきだろう。それとも日本に来れば?


ボー・ダラス ○-× ミッキー・キーガン
(ベリー・トゥ・ベリー)

分不相応にベルトを手に入れてしまったダラスの戴冠後、初となる試合はこれまたスカッシュマッチ。
ぽっちゃり・胸毛・河童ハゲと三拍子そろったキーガンがむしろ歓声を浴びる中、今日も打点の低いドロップキックで我々を驚かせてくれる。それ封印しろよ。
最後もパワースラムの掛け損ないにしか見えないベリー・トゥ・ベリーで死ぬほど淡白に決着。あれ、こいつシナより酷いんじゃね?
試合後には同じく人気の無さに定評のあるクルーガーが乱入し、キーガンを痛めつけベルト挑戦をアピール。
クルーガーをトップと絡ませろとはついさっき言ったがコレジャナイ。案の定、観客の反応も笑えるほどイマイチだった。脚本家のクビが危ない。


NXTタッグ王座挑戦権争奪戦
カシアス・オーノ&コリー・グレイヴス ○-× スコット・ドーソン&ギャレット・ディラン
(13ステップ)

フェイスターンした実力派タッグと劣化ランス・ケイド&トレバー・マードック組の一戦。
この日は試合時間より入場のほうが長い試合ばかりだったが、メインにはちゃんとした組み合わせを持ってきてくれた。
ドーソン組はオーノの一瞬の隙をつきサザン・プライドと名付けられた、ドーソンのスパインバスターからディランのダイビングWアックスハンドルにつなげるツープラトンを叩き込むもグレイヴスがカット。こうなるといくら優勢に進めても決め手を失ったほうは厳しい。
長時間つかまっていたオーノが脱出してグレイヴスに交代すると、ディランを一気に仕留めた。

試合後にはすかさずタッグ王者のワイアット・ファミリーがオーノ組を襲う。ファミリーと抗争中のエイドリアン・ネヴィルに、なぜかドーソン組と解説のリーガル卿までが参戦し乱闘するが、最後はリーガル卿がボコられて番組終了。乱入したのは意味不明だったがさすがに美味しいところ持っていくなリーガル卿。
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