小金沢ライブラリー

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SCP-1931~1940

2019年09月23日 | SCP紹介
SCP-1931 - The Bite of Flight (空飛ぶ噛みつき)
ベンガルトラの頭部の剥製。その牙で負傷した生物は、損傷に応じた浮力を30時間ほど得る。発見された日誌によると生前からその能力を持ち、「ハーマン・フラーの不気味サーカス」に参加していたと思われる

SCP-1932 - Differently-perceived Playground (異常知覚性公園)
ロンドンのある公園の遊具。16歳未満の人物に異常性が働き、年齢が低いほど遊具に恐怖を感じる。精神年齢6歳のDクラス職員に実験させたところ、高山に建てられているように知覚し、墜落死した

SCP-1933 - Baileys Santa (ベイリーズ・サンタ)
体液がベイリーズ(リキュール)で構成された男性。常にサンタの扮装をし、クリスマス・イブの夜に(おそらく好意から)他人に体液を飲ませようとする。体液は24時間に25ml以下の摂取なら安全だが、それ以上の摂取は体液をベイリーズに置換される危険がある

SCP-1934 - Absence of Absence (不在の不在)
ジェイム・マーロウ博士のオフィスへの侵入不可現象。突如として未知の力により部屋に入れなくなった。部屋の電源を落としても照明と扇風機は稼働し続けている

SCP-1935 - An Empty Chamber (空虚のある部屋)
ある家。中に入った者は、宇宙空間の移動する一点から地球を見下ろす幻覚を見る。ある存在感の無い男が空虚の力を自身に向けた経緯を7分15秒語り、効力は失われた
※余談だがメッセージは7分15秒で喋り切れる文量に思えない。これを7分15秒で読んだなら相当な早口で、得意分野を嬉々として語るオタクのような陰キャぶりがしのばれる

SCP-1936 - Daleport (デールポート)
ニューイングランド地方のデールポートという町。ある時、霧に包まれ侵入不可となり、霧が晴れると様々な時空間異常が発生した。地元宗教団体の宣教師が神々を召喚し戦わせた結果と思われる

SCP-1937 - Self-Love Shack (自愛の小屋)
ギリシャのある小屋。内部で30分以上過ごした人物が、特定のフレーズを口にすると、その人物の声で応答される。応答は自己肯定するもので、自愛心が向上する

SCP-1938 - Dr. Wondertainment's Amaze-O Dive Tank® (ワンダーテインメント博士のびっくり潜水水槽(商標登録済み))
ワンダーテインメント博士製の水槽。水で満たすと未知の魚と飼育設備が現れる。水に触れた人物は消失し、すぐに再出現するが、2時間~1週間ほど魚として楽しく暮らしていたと語る。魚を水槽に入れると未知の魚に変化するが、その水に触れた人物は魚に迫害されたと語る

SCP-1939 - Radio Occupied Europe
※未翻訳

SCP-1940 - The Anywhere Store (どこでもストア)
部屋や箱のような囲いの中に商人が現れる現象。商人は「ライト・クーリエ・エンタープライズ」を名乗り、内部の物品を勝手に売る。物品が全て購入されるまで商人は消えず、購入された物品からは6時間後に新たな商人が出現する。商人は容易に排除出来るが、排除しても別の商人が現れるだけの結果に終わる

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