東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

駄書「China 2049」 日経BP出版

2015-11-07 17:15:02 | 東アジアの悪友
当書を80頁ほど読んだ。滑稽な駄目本である。著者は元CIA職員というが、どういう目的で書いたのか。なぜ一般向けに出版したのか。当然シナ人の目に触れることを予想して書いているのだろう。そうすると、CIAの中国担当者はこれほど無能ですよ、ということを見せて中国を欺き安心させるのが目的か。それなら理屈は通る(孫氏の兵法にもかなうね)があまりにも馬鹿馬鹿しい。お笑いにもならない。

新聞の広告がすごかったのと、売れ行きの出だしが良いようなのにつられて買ったが馬鹿を見た。

表紙の裏に元CIA長官のウールジーの推薦文が載っているが、牙を剥きだしたチャイナに「早急に強い行動をとらなければならない」というくだりだけは当たりである。