東方のあけぼの

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舛添都知事に背任横領の疑い

2016-03-30 08:18:39 | 舛添都知事
例の韓国学校のために都有地を貸与する問題、ニュースでは判然としないが売却ではなくて貸すということらしい。貸すからには賃貸料を貰うんだろうが、どういう条件でか発表がない。都民の財産である。いかなる取引をおこなうつもりか、都民に明確にする義務がある。

もっとも、もう密約が相手方と出来ている可能性が高い。発表するくらいだから、その辺は煮詰まっていると考えるのが当然である。

この賃貸料とか条件を舛添は発表しているのか。舛添はマスコミに公表する義務がある。これまで秘密にしているなら、舛添に背任横領の疑いがある。

正当な市場価格で売却するというなら、若干の執行猶予の余地がある。その価格が都民にとって有利で、その売却価格でさらに多くの都民用の土地が有利な条件で確保出来るなら考慮の余地があろう。

それでより多くの新たな都民用の土地(例えば保育園建設のための新たな土地取得と建設費)がまかなえるという計画なら情状酌量の余地がある。

名目的な賃貸料で貸し出す等実質的な贈与なら犯罪であり、論外である。大体韓国学校は本当に必要な土地なら何故銀行でローンを組んで通常、正常な土地取得行為を取らないのだ。これなら誰も文句を言わない。

あきらかに、実質無償で取得する行為としか思われない。舛添知事には都民のために職務を行い、都民のために権限を行使するという責任がある。その職務を逸脱する今回の決定は背任罪で刑事告発すべきだと思われる。