東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

タクシー新料金制度の瑕疵について

2017-01-27 06:58:28 | タクシー

来週か来月からタクシーの初乗り料金が410円になるという。それでインターネットで検索したが、国交省やタクシー業界の発するサイトは皆無である。この一事をもってしても彼らの無神経、無節操、無能ぶりがわかる。

どうして730円とか410円とか細かく設定して釣り銭が複雑になるように設定するのかね。その無神経には呆れる。初乗り後の料金アップも今は90円と半端な金額だし、今回の改訂でもテレビのニュースは聞き逃したが、たしか百円未満である。 

400円とか500円にしたらどうなんだ。そうして追加料金は百円にする。彼ら国交省とタクシー業界(つまり共謀者)の反論は分かっている。「初乗りは2キロですよ。厳密な原価計算をすると410円になるのよ、この馬鹿が」というのがかれらの答えであろう。また追加料金についても距離優先で決めているというのであろう。

私は共謀者の原価計算を全く信用していないが、それなら料金を切りのいい所で決めて原価計算で距離を逆算して割り出したらよかろう。つまり1900メートルで400円とかね。追加料金も同断である。

なぜ金額優先でないと、つまり切りのいい所で決めないと著しい不便を乗客に与えるのかという理由は自明であると思うが、分からなければ次回説明しよう。

このブログもトランプからタクシー料金の守備範囲が広いね。