このブログで提起した問題はその後改善に向かったものが多い。それが最近このブログにあまり書かなくなった理由なのであるが、一向に改善しない問題にNHKという悪存在がある。NHKについては、前にも散々書いてきたことであるが、再び取り上げることにした。
民法TVにコマーシャルなるものがある。いやなものだと思ってきた。勿論今でもそうだが、最近のNHKの芸能・劇番組の予告編に晒されるとコマーシャルもそれほど不快ではなくなったから妙である。
思うに、テレビ・コマーシャルが求めるのは商品販売の極大化であるが、やりすぎると視聴者や識者の反発を受けて販促には逆効果となる。したがって両者の兼ね合いを考えざるを得ず、バカバナシにも歯止めがかかる。一定の抑制効果があるのである。
ところが、NHKはどうだ、こういう抑制効果は働かないから愚劣化が極大化する。一例として正時(6時、7時、12時など)のまえに延々と垂れ流されるドラマの予告編である。こんなことを公共放送で許していいのか。電波は公共の財産である。そろそろニュースの時間だというので数分前に気が付いてスイッチを入れる。ニュースは冒頭に大きな重要なニュースをやるから時間が過ぎてしまうと聞き洩らしてつまらないニュースばかり見せられるから大体早めに電源をオンにするのが普通だろう。そうすると「大河ドラマ」とかいう超マンネリ番組の宣伝である。
アナウンサーの(ナレイターの)口調が気ちがいじみている。深刻な口調で上ずって世界で一番大事なことを聞き逃しますよ、と視聴者を愚弄している。そうかとお笑い番組やバラエテイ番組の予告では逆によくここまで恥ずかしげもなくやれるな、というようなアクメの極限でAV俳優が出すような声で喚いている。
昔は、(今では「昔は」になってしまったがね)ニュースの前には大体天気予報があって、これならTVを早くつけすぎたかなと思っても天気予報の情報は参考に出来た。時間が無駄になるわけでも無い。現在は昔天気予報をやっていた時間にバカ(大河という)ドラマの宣伝を5分以上10分くらいやっている。消すとニュースを聞き洩らす。
高市早苗君、この間は郵政簡保の内部漏洩問題で一本取ったが、はやくNHKを片付けてくれたまえ。
次回はNHKをつぶしても公共放送は影響を受けない、である。予告編ね、NHKと違ってつつましく予告する。
なお、これまでに書いたNHK関連の記事はカテゴリー(NHK)でご覧になれます。
高市早苗氏に旭日大綬章を !!