勝共という小切手は失効して久しい。恥ずかしげもなく失効小切手を振りかざす統一教会はお笑い草である。勝共スローガンが意味があったのは大負けに負けても1970年代までである。つまり岸信介君の時代までである。
其のころまで大学の新入学生は共産主義サークルと反共産主義サークルの草刈り場であった。入学式が終わると両陣営はキャンバスに出店をはり、強烈な呼び込み合戦を始めた。いまはどうだい、最近大学に行かないから知らないが、そんな光景はないだろう。
先日の統一教会会長?の記者会見で痴呆的に自民党と勝共連合を組んできたと「誇らしげ」に自己正当化をしているのは気持ちの悪い漫才にすぎない。
いま言うなら「勝・覇権主義、勝・独裁」であろう。最も具体的な相手は変わらず、シナ、ロシア、北朝鮮というのも妙だが。
自民党もこの時代錯誤のスローガンを錦の御旗に振りかざす非倫理的団体を便利使いしてきた大罪を免れることは出来ない。
つまり岸信介君の時代には便利使いもあっただろうが、、今は母屋まで浸食されている。