この問題をめぐる河野大臣の無責任な醜態は言うまでもない。マイナカード問題は一から出直すべきだ。
前にも何回か書いたが、日本のIT行政の根本的問題は、トップの無能力と最下層を支える「とっちゃん坊や」の狭窄視野の複合被害である。これまでIT問題の担当大臣は何人かいたが、政治行政問題として問題を扱う能力を持った大臣は一人もいなかった。
そして最下層をで計画の作成を支えるのは行政的、政治的視野のないIT野郎、いわゆるおたくというか、パソコンのキーボードに指を這わせることで陶酔を感じるくずしかいない。その間をつなぐ層は皆無である。
この体制では瑕疵なく問題を扱える希望は皆無である。そして実務を担当する役人の無知である。
このまま進めると恐ろしいことになる。いったん全チャラにして体制を一新するしか方法はない。