東方のあけぼの

政治、経済、外交、社会現象に付いての観察

朝日新聞がこわれている

2014-09-16 18:54:02 | 国際・政治
ここのところ何回か、朝日の誤報記者会見の話題を取り上げた。その際最初にも断ったが、記者会見ならびに質疑応答の全部は普通の視聴者、読者には届いていないという前提で聞いた。(素人が知り得た)処だけで論評したわけだ。

さて、今日の夕刊フジ、コラム「大放言」は定期寄稿者の百田尚樹氏の受け持ちだ。

そこにこんな応答が紹介されている。質問で吉田証言が国連のクマラスワミ報告書に引用されたということに触れていないのはなぜか、と聞かれて朝日の杉浦と言う男は「必要がないと判断した」と応え、質問者がさらに「おかしいではないか」と言ったら、朝日のその男は「ご意見として聞いておく」と言ったというのだな。質問に答えず、これ以上は問答無用という態度に出た訳だ。

耳を疑うね。目を疑うというのがいいのかな。いわゆる上から目線だ。下から目線で応えろとは言わないが、「まじめに応えろ」ということだ。必要がないとおもったのなら、理由があるだろう。普通は影響の大きさからいって「必要がない」という判断は常識ではあり得ない。理由があるなら知りたいところだ。頭のいい朝日のことだ。きっと我々が思いもよらないすてきな遁辞があると思うじゃないの。

いまどき、官僚だって下民にこんな上から目線で応えるようなことはないぜ。

之によって、此れを観るに朝日新聞はまともな応答をする知能もなく、自らの無礼が世間に与える悪印象を慮る配慮もまったくない、あるいは失ったということだ。政治家がこんな応対をしたら朝日新聞を含めて「失言だ」「失言だ」って大騒ぎするだろう。

朝日新聞は壊れているということだ、機械にたとえれば。動物に例えれば死んだということ。植物に例えば完全に立ち枯れたということだ。