エビチャン嘘だろう、人間国宝ってのは。本人は自分のことをそういっているという記事であふれている。そんでもってマスコミでそれを否定するコメントもない。
妙に思ってインターネットを見てみたがやはり嘘のようだ。普通マスコミはこういうときには嘘つきと罵倒して揶揄するものだが、あれじゃ素人の読者は本気にするぜ。しかも海老の自分は年間二億円国からもらっているような発言も注釈抜き記事になっている。しっかりせいよ、マスコミ労働者諸君。
マスコミの論調は海老は人間国宝だが、それを粋であるべき酒席でまで鼻にかける嫌な奴、というものだ。人間国宝であることは本当みたいに思うぜ。
今日の夕刊フジだ。一面の書き方だと海老象の子供まで将来自動的に人間国宝になるように読める書き方だ。
海老象の妻が「未来の人間国宝の母」と書いてある。なんじゃい、これは。
芸の精進をすることはいいが、を人間国宝にしてはいけない。心得違いだ。そんなことをすれば芸が死ぬ。
あくまでも権力から離れて芸に精進せい。そのかわり、あらゆる破廉恥、不倫、が歌舞伎役者には黙認されてきた。闇世界に興行を助けてもらわなければいけないだろう。昔通りやればいい。
国はいろんな優遇措置を与えているようだが一切やめよ。国は観光振興の名分でやるのだろうが許しがたいことである。
国の援助が無くなって、歌舞伎が滅びるならしょうがないではないか。外人客目当ての観光振興などするな。
歌舞伎役者というのは泥田に咲いたハスの花でなければならない。掃溜めの鶴であってこそ歌舞伎役者である。芸の肥やしが、そうであってこそ、絶えることがないのだ。
今日の夕刊フジの一面だ。