19日の参院外交防衛委員会で、自衛隊のイラク派遣を2年間延長するイラク特措法改正案を、自民、公明両党の賛成多数で可決し、20日の参院本会議で可決、成立した。
ブッシュが「戦争(ブッシュはゲームと言った)は終わった」と高らかに勝利宣言してから、この戦争は混迷を深めるばかりである。右肩上がりに死者は増え、今ではイラクの凄惨な現状は、多少のことではニュースに取り上げられないほど日常化している。
政府は「バグダッド空港は非戦闘地である」などと、信じられない答弁をしている。イラク戦争を支援した国家は、44カ国あったが現在では26カ国に過ぎない。しかも、アメリカを除く全ての国が、規模を縮小しているか縮小計画にある。
国際世論を受けて、イラクに自衛隊を出した自民党が、国際世論がすっかりそっぽを向いた状態になっているイラクに、自衛隊を派遣を継続しようとする論理は、結局はアメリカの支援 する本音しか残らない。
だったら「何が何でも、ブッシュ政権がなくなるまで理屈抜きで支援します」と言えばいいのに、それもできない。対米追従を、国際世論を受けてなどとまやかし発言の繰り返しである。
イラク戦争は。今では誰が見ても間違いであったことは、明白である。何事でも今までで通り継続するよりも、見直すことの方がエネルギーがいるし勇気がいる。ダラダラと小泉政権の、腐敗臭漂う政策を見直す方がよっぽど支持されるであろうが、阿倍ボンにはその勇気すらない。
参院文教科学委員会でも、与党は教育関連3法案の採決を強行し、20日参院本会議で賛成多数で可決した。 政府の意向を教育の場にも反映させようとする、極端な右傾化政府のツケを払うのは国民である。