そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

検事の罪は問いません?

2012-06-28 | 政治と金

小沢一郎の政治団体である陸山会を巡る虚偽報告書問題で、田代検事の刑事責任を問わないことにした。検事は検事に対して、罪は問わないと判断したのである。

これに関して当事者の、石川知裕議員は「まぁそうでしょうね。報告書を作った責任はあるでしょうが、上司からの命令だったんでしょう」そして「たまたま私の担当になったのでしょうから、かわいそうな気もいます」と、冷めたコメントを出している。

村木厚子さんの講演会、懇談会に先日出席したが、彼女の話のよると、検事はあらかじめ作られた犯罪のシナリオを用意しているのだというのである。

被告人がそのシナリオに沿ってくれない場合には、虚偽の事実を作成するのである。彼女の場合の検事は起訴されている。村木さんに全く反論なしで、要求全額の保証金も支払っている。

この事件は、官僚にとって極めて煙たい存在の小沢一郎を、政治的に抹殺するシナリオが用意され、田代検事はそれに沿ったに過ぎない。つくられた犯罪も微罪である。微罪であるが、繰り返し報道され、起訴されている。小沢潰しには大きく貢献している。

今回の報道も、民主党が割れそうな時期、しかもその主役の小沢の印象を下げるために用意されているのかと思うほどの、グッドタイミングである。

検事は何でもできるのか、そして虚偽の報告書を作っても、その罪は問われない。なぜなら問うのは同僚の検事であるからである。そりゃおかしいゼ。

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