そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

安倍政権の崩壊の兆しか

2014-10-22 | 安倍晋三

第二次安倍改造内閣は、無理やり登用した女性議員によって窮地に追い込まれている。こんなことは初めから判っていた
小渕と松島両大臣が辞職したが、今度は参院外交防衛委員長の片山さつきが、22
日の理事懇談会で、委員会の質疑中に政府の答弁要領を読んでいたのである。本人は「本当に不注意で不明であった。深くおわびしたい」と陳謝したそうである。
中立の立場であるべき委員長が、政府の代弁文を棒読していたのである。たまたまばれただけとも言えなくもないが、情けない話である。
片山さつきは、在特会の韓国人のヘイトスピーチデモに参加するような、ご立派な人間である。謝罪したことの方が驚きである。この女はいずれもっと大きなポカをやる。

ところで、辞任した小渕の後釜に就任した宮澤洋一経産大臣であるが、東京電力の株を600株も所有している。経産省は、東電に4兆5千億もの財政支援を行っている。
その最高責任者に就いた宮澤洋一であるが、宮澤喜一の甥になり選挙基盤を貰っている。落選して参議院いくら替えしているが、父も法務大臣を務めた政治家一家の御曹司である。岸田外相とは、飲み友達であり従妹関係にある。
東大法学部、ハーバート大学、大蔵省と絵にかいたような官僚でもある。自民党税制調査会の幹部でもあった。法人税引き下げ論者である宮澤が今後、かつて在籍した財務省とどう渡り合うか注目である。
就任早々に、原発再稼働を打ち出しているのは、この経歴からして当然である。国民のことなどより、株主が経営を優先する姿勢を見せるのは当然である。原発再稼働ありきの人材は、国民のことなど考えるはずがない。ポカはやらないが、従順な閣僚でしかない。

アベノミクスの破たんと、人事の躓きで安倍政権は身動きが取れなくなる。ウルトラ右翼で軍国主義者の安倍が失脚するなら、どんな理由でも構わない。早く退場して欲しいものである。

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