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その後はクリミアなどがネックになって、ロシアとは核軍縮交渉の進展はなく、二期目の任期も終わるころになって、ようやく広島を訪れた。
広島の演説は、総論が得意なオバマにとって内容のあるものとなっている。オバマの7年半の任期中での行動などは、決してノーベル平和賞に値するのではなかった。
今日の被爆者とのやり取りは目を見つめての会話など好意的であったし、被爆者たちを現時点で納得させるものであった以上は、高く評価されていいものと思われる。
続く安倍晋三の、核兵器なき社会への第一歩になるとは、日本の核武装の必要性を説いていた本心を隠した言葉には、決して騙されてはならない。オバマの被爆者との会話の最中も、打ち切りを促していた態度と相まって容認できるものではない。
オバマの広島訪問は、被爆地を世界へ大きく発信されることになる。そうした意味でもオバマの被爆地訪問は評価したいと思う。