そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

繰り返される沖縄の米軍による惨事

2016-05-19 | 沖縄問題
沖縄で際限なく繰り返される女子暴行事件がまたまた起きた。
うるま市大田の会社員島袋里奈さんが4月28日から行方不明になっているたが、沖縄県警は19日午後、重要参考人として任意で事情を聴いていた元海兵隊員の米軍属の男(32)を死体遺棄容疑で緊急逮捕した。男の供述に基づき、本島北部で女性の遺体を発見した。男は殺害尾もほのめかしているとのことである。
今回の男は軍属ということで、現役ではないが海兵隊出身である。アメリカ軍は故国を離れて異国に駐留するのであるが、アメリカがそれらの地域や国家を低開発国あるいはアメリカの属国という概念が根にある。そのことによる優越感覚が犯罪を引き起こすのである。
とりわけ日本とは、地位協定という名の治外法権を結んでいる。犯罪を犯しても、彼らには法のお咎めもなく故国に帰れる恩典がそもそもあるのである。再発への約束は繰り返されるが、米軍関係者による犯罪は後を絶つことがない。とりわけ女性への暴行や犯罪は絶えることなく起きている。アメリカには解決する気が全くないか、日本あるいは日本人を属国化しているとの感覚があるのである。
多分アメリカは世界各国を守てやっている。だからお前たち金を出せと発言するとトランプ共和党の大統領候補も、駐留する犯罪を犯した連中と変わりない程度の認識しかないのだろう。
翁長知事が訪米して元副大統領のモンデール氏に直接沖縄の基地問題を訴えている。会談の内容は明かされていないが、普天間基地返還の当事者だったこともあって、深い理解を得ることができたと翁長氏は述べている。
原爆投下もそうであるが、こと沖縄の基地問題についてアメリカは、日本には礼を言われることはあっても、文句つけられる筋合いはないという姿勢は変わることがなく、日本との認識の差は説明しようもない。こうした海兵隊の暴行事件が繰り返されるたびに思うことである。米軍の撤退以外の解決方法は存在しないのである。
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