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このウルトラ右翼の稲田朋美は、南京虐殺はなかったし、慰安婦は合法だったったし、集団自決は自分勝手にやった、東京裁判は違法であると、思いつく限りの極右翼的行動発言を繰り返す。この女の防衛大臣就任だけで、辞意分に中国と韓国と北朝鮮を挑発することになる。すでに猛反発が起きている。
就任会見では、先の戦争が侵略戦争であったかどうか自説を述べず封印した。や靖国神社参拝も心の問題と発言をかわした。
稲田について4日前に少し触れたが、祖母から与えられた生長の家の教祖ともいうべき谷口雅春の、『生命の實相』を擦り切れるほど読んで心酔している。戦争は人間の進化にとって最高の宗教的行事と述べている。その出典は、生命の實相の大16巻にある。
「多くの人たちは戦争の悲惨な方面ばかり見ていて、その道義的、宗教的意義を理解しない。(中略)肉体の無と大生命への帰一とが同時に完全融合して行われるものであるところの最高の宗教的行事が戦争なのである。(中略)戦争が時として地上にでてくるのは、地上に生まれた霊魂進化の一過程である。」と規定している。
違う。戦争は人殺しである。人類だけが行う、同種間の殺戮である。霊魂など関係ない。銃口の向こうにも同じ人間がいる。たとえ稲田の霊魂が進化しようとも、殺人であることには変わりない。
こんな女が日本の自衛隊を統括するのかと思うと恐ろしくなる。稲田はこれまで、男女を問わず自衛隊に入隊するべきと発言している。
核武装も賛同している。この女の戦争観は核兵器も、生命の進化のためには必要なのかもしれない。
その他にも、イギリスのタイムズ紙は、「戦中日本の残虐行為否定論者が防衛トップに」との見出しで、稲田氏ついて「第二次世界大戦中の日本が数々の残虐行為を犯したという認識に異議を唱え、日本の核武装をも検討すべきとする女性」と紹介している。
同じくロイター通信も「日本の首相は経済回復を誓いながらも、新たな内閣にタカ派防衛相を迎えるという記事で、稲田氏の写真を冒頭に掲載し、大きく取り上げている。
アメリカのAP通信は「日本が戦争の過去を軽視する防衛トップを据える」などと報じて、警戒色を深めている。転じて日本のメディアはほとんどこの女の危険性に蓋したままである。極めて危険で好戦的な人物をよりによって、安倍晋三は、防衛大臣に据えた。この女に安保関連法(戦争法)を持たせることは、基地外に刃物そのものである。
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