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黒川弘務を検事総長にと安倍晋三が動いたといち早く本ブルグで指摘した。ありもしない献金問題で小沢一郎を数年にわたって消耗戦をしかけた張本人黒川弘務。大臣室で13000万円も貰い録音もあるのに起訴まで持ち込ませなかったのが黒川弘務である。森友加計学園問題で裏で暗躍し、各種公文書を自在に隠ぺい改ざんしても起訴知らさせなかったのが黒川弘務である。河井夫妻や菅原一秀の公職選挙法違反で足並みを揃わせ、彼れらをいずれ不起訴にするために、IRで贈収賄事件をもいずれはなかったことにするだろう、そのために何としても検事総長になって欲しいのが安倍晋三である。
そのために検事法を変えるならまだしも、多分あるいはきっと安倍晋三の無知が引き起こしたのだろう、黒川の誕生日直前に定年延長を閣議決定してしまった。安倍晋三は身内ともいえる官邸に最も近い黒川検事を検事総長にしたいがために、「検事官は63歳に達した時に退官する」と銘記されている検事庁法22条を失念した、というより知らなかったのである。
そのため安倍晋三は、法解釈を変えたのだと言い放った。公務員法を適用するなどと違法行為をそう言訳した。嘘を付きはじめると何度もその嘘を隠すために更なる、嘘をつかなければならなくなる。
誰が法解釈を変えたのかと問われ、法務大臣と振られた。法務大臣はそれを安倍の国会での明言の後の日にちを言ってしまい、安倍擁護のため訂正を重ねる結果になった。
人事院はさらなる擁護のために、法解釈を変えたとする日付も決済もない文書を提出する醜態を重ねた。そんな公文書などあるはずもなく、検討も協議もしていないことがバレバレである。
森法務大臣はつい言ってしまったと、最も重要なことを子供の言訳の言葉を吐いた。この時はさすがに、気をおとして言わされている、言わなければ大臣職を外される忖度を超えた怯えの表情さえ見せた。
桜を見る会の前夜祭を巡っても100人が100人とも嘘とばれているがそのままである。今回も法令違反が明らかになっても、そのまま突き進んでいくのであろうか。
この国は、三権分立どころか法理念も社会秩序も理性も倫理も失った。頭から腐ってもう尻尾しか正常なところがないのだろうか。
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