そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

新型コロナウイルスの拡散を狙っているしか思えない安倍政権

2020-02-25 | 新型コロナウイルス

ダイヤモンドクルーズ船の対策は、陸に上げないあるいは3000人もの収容場所がないという、後ろ向きのものでしかなかった。PCR検査すら限定的である。政府のやる船内での対策も理解ができない。先ずは、高齢者を無条件で早期に下船させるべきであった。その逆も早期に行うべきであった。即ち健康者を特定し下船させる。兎に角船の人数を減らすことである。政府はクルーズ船で菌の醸成を行ってしまった。
今回も下船者のうち28名発熱しているが、PCR検査はしたのは6名という、病気の拡大を狙っているとしか思えない。
とりわけPCR検査は結果が決定的になるためでろあうか、症状のある人ですら検査をやっていない。韓国では急速に患者が増えている。韓国ではPCR検査は4万304件、日本はも913件と圧倒的に少ない。最高でも一日80件程度である。加藤大臣は3800件可能と発言している。
韓国の検査場は500カ所も用意されている。疑わしい人や希望者のPCR検査はも受け付けている。そのおかげで韓国は患者が977名、日本は126名である。今日だされた政府の方針でも、発熱入院加療が要する場合しか、PCR検査をしないということである。
これは原発事故の時に、放射能の拡散の実態を公表すると国民に不安が走ると、事故当初から把握していながら1週間ほどして発表されたことに重ねることができる。飯館村はどうなったか。
しかし、これは伝染病である。恣意的な隠匿などを行っても、ウイルスは広がるばかりである。新型ウイルス対策に日本は120億円充てたが、香港では3800億円、シンガポールでは5000億円である。安倍晋三は新型ウイルスの拡散を練っているしか思えない。
日本では、圧倒的に広い北海道が府県別ではトップである。これは、明らかに中国人観光客が多いことに依拠している。新型ウイルスが明らかになって、旅行客がいなくなって半月以上経つ。発病者もどこかでつながっている感がある。しかも北海道は広い。積極的にPCR検査を行って点在する保菌者を見つけなければ、見事に広がる危険性がある。
患者が増えることを危惧する対応は終息を遅らせるばかりである。韓国の後塵を拝することになるであろう。五輪は中止するべきである。
コメント (1)
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