そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

教育投資をもっと減らせという人たち

2022-11-08 | 民主主義
麻生太郎がまたまたバカ発言をしている。「日本は小学校教育だけでいいんだ。微分積分や因数分解社会に出て使ったことあるか?」と、言ったそうである。この男何処までバカか。そもそも自民党を大きく下野させたのはこの男の仕業と言って良い。
幼いころから、政界の超大物の孫として、財閥の御曹司として蝶よ花よと育てられた太郎お坊ちゃまには、微積分どころか、小学校程度の国語教育で充分であったのであろう。そういえば読めない漢字官僚がルビ振ってくれず、読めなかったことが幾度もあった。
微分積分や因数分解は、数学は言うに及ばず、国語や芸術分野だってものの発想には、整理や検証に極めて役に立つものである。
あんたの教育論は、一般庶民には当てはまらないかけはなれた雲の上の出来事なのである。因数分解すらできないので、馬鹿発言しかできないのであろう。
それに、「マイナンバーなど必要ない。俺なんか一度も使ったことないぞ」にはお笑いである。推進する立場にある男の発言とは思えない。
麻生太郎の発想はいつも身近なもの、ほんの少し体験した思い付きの浅薄なものである。そして謝罪はしない。貧相な教養を披瀝して終わりである。
上図は世界各国の教育にかける費用である。日本では馬鹿でも何でも大学までほとんど進学しているのに、この状態である。諸外国平均の半分以下である。麻生はもっと減らせとのたまうのである。
麻生くんこれあんたたちの責任である。防衛費ばかり吊り上げて、食料も教育も未来への投資を怠ってきた、麻生たちの責任である。
しかも、日本は教育への投資と言えば、すぐに立派な校舎だの電子黒板などインフラ投資で、土建屋さんたちが儲かるシステムになっている。人的投資こそが求められるものである。
コメント (3)
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