そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

年金を政争の具にするべきである

2019-06-27 | 福祉社会

衆議院で野党が提出した安倍晋三の内閣不信任案に対して、無恥を国会で何度も曝け出していた三原じゅん子が、「年金を政争の具にしてはならない」と、ヒステリックに叫んでいた。そういえばウルトラ右翼の稲田朋美も、「国民の生活」など政治の考えることでないと発言していた。国民に人権などあるのがおかしいと叫んでいた男は、今回の参議院改選議員である。結局単色化した自民党の中では、行為した感覚が底流にある。
三原じゅん子の演説は、恥を知れとか、安倍首相に感謝しろとか汚い言葉でののしり、年金を政争の具にするなというものである。賃金が上がった雇用が増えたというのであるが、実質賃金は減少し、増えた雇用の70%は非正規雇用である。雇用の実態を覆い隠したフェイク情報で非難する。
この女はきっと次回組閣の時には立派なポストをもらうことになるのだろう。安倍政権はこうしたことで支えられている。
日本の政治が貧層になった。与党議員は人事権を持つ党首に媚びへつらう。年金を政争の具にされては困るのが与党である。

年金は高齢者の命綱である。年金の健全化は政治的命題でなければならない。政権は党派を超えて、年金を真剣に検討するべきなのなのであるが、政権のトップは年金には全く興味がない。79才の財務大臣は受け取っていないと発言している。多くの高齢国会議員は同じようなものであろう。彼らには庶民感覚がない。
年金を問題にするなということこそが問題であろが、年金を政争にしないでなんとする。年金問題を政争の具にするべきである。

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