アメリカ同時多発テロから14年経過した。同じ場所にトレードセンターが新たに建てられてから、初めての9.11である。この事件は21世紀という、新しい世紀が始まった年の事件で、世界史に残る大事件である。2600名の一般市民などが犠牲になった、あってはならない悲惨な事件である。
当時のブッシュ大統領は、この事件を暴力的にしか理解しなかったし、解決策を持たなかった。報復である。続くオバマも、ノーベル平和賞を受賞したが、言論不一致も甚だしく、結局は暴力的対応しかやらなかった。オサマビンラディンを殺害して、「テロの脅威は減った」と宣言したが、むしろ現実は逆になっている。
ここに来てアメリカは武力的解決に国民は疑問を抱くようになっている。ISISのために、地上軍を派遣することに、アメリカ世論は賛成者が35%であるのに対して、反対者が40%にもなったのである。アメリカ国民は立ち止まろうとしているかに見える。
アメリカは武力が抑止力を持つといまだに信じているが、国民の中に疑問が湧いていることも事実である。戦闘に勝利しても、テロは減らないのである。ISISはアメリカのイラク侵攻が産んだのは明らかである。ブッシュはISISIの生みの親である。ISISの指導者は、アメリカ兵によって家族等を殺害されたり、政権の座から追い出された人物が中心になっていることからも解る。ISISの残忍性や暴力性は、憎しみが産んだものである。
9.11とそれに続くイラク戦争の教訓は、「暴力は憎しみを再生産し、暴力は暴力しか生まない」ということである。今日の中東の混乱の原因は、ブッシュの信じた暴力による制圧である。強大な武力には絶大な抑止力があると信じているのである。
今日も国会では安倍晋三が、「世界で最も強大な戦力を持つアメリカと同盟国になることで抑止力が高まり、相手国に攻撃を躊躇させる」と発言している。この70年間世界で起きたあらゆる戦争と紛争にアメリカは、ほとんど直接関わっている。しかもどの紛争にも勝利していない。武力による抑止力より、憎しみの方が大きいからである。武力が抑止力にならないことは、アメリカが証明している。
日本国憲法はすでに70年前に、こうした連鎖が起きることを禁じ、武力による国際紛争の解決を禁じている。日本の首相である安倍晋三は、そうした憲法の先見性を踏みにじり、平和憲法を改ざんしようとしている。今日も街頭デモが、戦争法の成立反対を訴えている。
当時のブッシュ大統領は、この事件を暴力的にしか理解しなかったし、解決策を持たなかった。報復である。続くオバマも、ノーベル平和賞を受賞したが、言論不一致も甚だしく、結局は暴力的対応しかやらなかった。オサマビンラディンを殺害して、「テロの脅威は減った」と宣言したが、むしろ現実は逆になっている。
ここに来てアメリカは武力的解決に国民は疑問を抱くようになっている。ISISのために、地上軍を派遣することに、アメリカ世論は賛成者が35%であるのに対して、反対者が40%にもなったのである。アメリカ国民は立ち止まろうとしているかに見える。
アメリカは武力が抑止力を持つといまだに信じているが、国民の中に疑問が湧いていることも事実である。戦闘に勝利しても、テロは減らないのである。ISISはアメリカのイラク侵攻が産んだのは明らかである。ブッシュはISISIの生みの親である。ISISの指導者は、アメリカ兵によって家族等を殺害されたり、政権の座から追い出された人物が中心になっていることからも解る。ISISの残忍性や暴力性は、憎しみが産んだものである。
9.11とそれに続くイラク戦争の教訓は、「暴力は憎しみを再生産し、暴力は暴力しか生まない」ということである。今日の中東の混乱の原因は、ブッシュの信じた暴力による制圧である。強大な武力には絶大な抑止力があると信じているのである。
今日も国会では安倍晋三が、「世界で最も強大な戦力を持つアメリカと同盟国になることで抑止力が高まり、相手国に攻撃を躊躇させる」と発言している。この70年間世界で起きたあらゆる戦争と紛争にアメリカは、ほとんど直接関わっている。しかもどの紛争にも勝利していない。武力による抑止力より、憎しみの方が大きいからである。武力が抑止力にならないことは、アメリカが証明している。
日本国憲法はすでに70年前に、こうした連鎖が起きることを禁じ、武力による国際紛争の解決を禁じている。日本の首相である安倍晋三は、そうした憲法の先見性を踏みにじり、平和憲法を改ざんしようとしている。今日も街頭デモが、戦争法の成立反対を訴えている。
そんなアメリカの腰巾着になり、日本人の金巨額を吸取られ続けるだけではなく、これからは命まで提供させられようとしている。だが、アベシンゾーらは自らは戦場に行かないことを知っているからこそ、無力の我々に命を賭させることに平気なのである。こんな無責任で邪悪で思慮のない指導者をいただき続けている我々庶民はただただ不幸だ。
シリア人に残された究極の三択は①金持ちは子供が溺死しても国外へ脱出。②貧乏人はISISの兵士となり家族を守ろうとする。③残された国民は、地下活動を組織するか殺害される運命。
全世界に衝撃を与た911アメリカ同時多発テロ。米国は報復のためアフガニスタン、イラク戦争に突入。決着を見ず、大量の兵器を現地にばら撒き撤退。
これが原因となり紛争地中東を民族・宗教・権力闘争のカオス(混沌・無秩序)の世界へと引きずり込んだ。
歴史を振り返るまでもなく、沖縄から出撃した米軍機はゲリラ活動によりベトナム戦争敗北。
現在、中東の無人機攻撃では市民が虐殺されているが勝利の見通しは皆無。軍需産業界のひとり勝ちは現代のブラックユーモア。
間違った安保法案成立で戦前の悪夢を見たくない。国民主権、民主主義、平和憲法はゆるぎない日本人の価値観と思います。間違えば、己主張できる最後の機会になる可能性があります。
イタチは最後っ屁、窮鼠猫を噛む。平和憲法を守る最後の手段は、安倍晋三が最も恐れる支持率の低下と投票権の行使です。
本心安保法案に反対する国会議員は、廃案にする手段はいくらでもあるけど、切腹するほどの気概を見せてほしい。