この不況のさなかに、その本体と言われているような日本の製造業の誇りを載せて、小型観測人工衛星、H2A(いぶき)が23日打ち上げに成功した。
従来から日本の衛星の主要な部分は、かまがた製造業者たちの高い技術力によって支えられ てきた。われわもそうしたことを、深くは知らずにいたがこのことだけでも大きな誇りである。人工衛星はいわば官製のものと決まっていたが、これに異議を唱えるような形になっていることも評価した。
日本の人工衛星打ち上げのレベルは決して低くはない。とりわけH2Aになってからは、14勝1敗だそうである。この人工衛星の主要な部分を、日本のかまがた製造業者が支えている。
そうした中、東大阪市の町工場の中小業者が集まって、5年前に東大阪小型人工衛星開発計画をたて、補助をもらいながら、相乗りではあるが自ら開発した衛星を打ち上げに成功した。僅か50センチ立法の小さな衛星であるが、宇宙から雷の予測をやるとのことである。
彼らの言い分は「苦しい時こそ夢をもたなアカン」として打ち上げた野であるが、言い分が「夢を打ち上げるんやない。夢で打ち上げるんや」は何とも頼もしい。日本中のモノ作り業者の励ましになる。彼らにあっぱれをやりたい。
大変立派なことです!!
天晴れです!!