北海道5区の補欠選挙は、町村の牙城を固かったということである。選挙前にはほぼ無風に近い選挙と思われていたが、互角に戦った意味は少なくはないが、民進党と共産党の共闘は大きく躓くことになる。民進党最右派の前原と共産党の小池が同じ選挙カーに乗って、手を振るなどということはこれからはないだろう。
町村は元々酪農家である。農村部ではほぼダブルスコアーで勝利しているのを見ると、農民はどこまで体制従順なのだろうかと思う。TPPはもうすでに自民党支持者は条件闘争になって、いくら金を自民党が払ってくれるかという目先の問題になってしまっている。TPPは不可逆的条約であるが、高齢者にはそんなことは関係ないのであろう。時間がかかってもいずれは関税の完全撤廃になる。
今回自民党は最大派閥の旧町村派の国会議員が100以上、その秘書が1000名場も狭い五区に投入するほどであった。文字通りの組織選挙である。中小企業や町村長にとっては恫喝に近い組織選挙である。民主党の支持を受けて当選していた、新党大地の寝返りも、土建屋家業の多いところなので、かなりの作用もあったかもしれない。日本人は情に脆く、弔い合戦選挙には強い。
これで衆参同日選挙が現実化してくる。消費増税は、ウルトラ右翼の稲田がとりあえず1%増税するマヌケな案を提案しているようであるが、いったん延期して同日選挙に臨むことになろう。
今回の選挙に出口調査で、自民党支持者の80%が安保関連法を容認していたことは驚きであった。何が何でも法律さえ通しておけば、いずれ日本人は容認するであろうと見込んでいる、安倍晋三とその取り巻きの思惑通りというところである。
北海道五区の補選は、野党共闘は十分功を奏して、自民党の強固な地盤を崩したといえる。しかしながら、勝利しなければ水泡に帰することになる。ただでさえ危うい共闘関係が、今後亀裂が生じることになるだろう。
これで日本の右傾化、軍事化が進行するようでは日本に未来はない。安保関連法は今後法廷闘争に持ち込まれることになるが、法案成立時に反対への熱気は今後薄れることになろう。今日の選挙結果は失望の極みである。
町村は元々酪農家である。農村部ではほぼダブルスコアーで勝利しているのを見ると、農民はどこまで体制従順なのだろうかと思う。TPPはもうすでに自民党支持者は条件闘争になって、いくら金を自民党が払ってくれるかという目先の問題になってしまっている。TPPは不可逆的条約であるが、高齢者にはそんなことは関係ないのであろう。時間がかかってもいずれは関税の完全撤廃になる。
今回自民党は最大派閥の旧町村派の国会議員が100以上、その秘書が1000名場も狭い五区に投入するほどであった。文字通りの組織選挙である。中小企業や町村長にとっては恫喝に近い組織選挙である。民主党の支持を受けて当選していた、新党大地の寝返りも、土建屋家業の多いところなので、かなりの作用もあったかもしれない。日本人は情に脆く、弔い合戦選挙には強い。
これで衆参同日選挙が現実化してくる。消費増税は、ウルトラ右翼の稲田がとりあえず1%増税するマヌケな案を提案しているようであるが、いったん延期して同日選挙に臨むことになろう。
今回の選挙に出口調査で、自民党支持者の80%が安保関連法を容認していたことは驚きであった。何が何でも法律さえ通しておけば、いずれ日本人は容認するであろうと見込んでいる、安倍晋三とその取り巻きの思惑通りというところである。
北海道五区の補選は、野党共闘は十分功を奏して、自民党の強固な地盤を崩したといえる。しかしながら、勝利しなければ水泡に帰することになる。ただでさえ危うい共闘関係が、今後亀裂が生じることになるだろう。
これで日本の右傾化、軍事化が進行するようでは日本に未来はない。安保関連法は今後法廷闘争に持ち込まれることになるが、法案成立時に反対への熱気は今後薄れることになろう。今日の選挙結果は失望の極みである。
人々が愚民であり続ける限り、悪党らは永劫栄え続ける。
都市部では池田候補が勝っていた、と。
あと町村候補の1万票は、自衛隊員のものだろうとの事。
この1万票を除けば、ほぼ半々。
まあ、農家の方々が自民に入れたのは、
どうしたものやらという感想が出てしまいますが。
とりあえず、夏の選挙の前哨戦が行えた事で、
今後の方策を練る材料になったのは良かったかな、と。
今回は自民党も本気で組織の締め付けもものすごいものがあったと聞きました。中でも自衛隊基地がある千歳市での自衛隊員とその家族には。最近自衛隊制服組の台頭がすさまじく統合幕僚長の河野克俊は頻繁に安倍と会っているそうですし、何だか戦前を思い出す恐ろしい話なのですが、自衛隊員とその家族の投票率はほぼ100%だったのではないでしょうか。
しかし希望が消えたわけでもなく、まず野党と国民を馬鹿にしきっていた自民党が本気を出さなければならないほど追い込まれたというのが一つ。もう一つは民進党右派の前原細野らが共産党幹部と同じ街宣車に乗り、笑顔で共産党幹部と肩を組んでいたことです。(私自身は最近まで共産党は嫌いでしたし、自分の組織を守ることだけしか考えていない口先だけの自公補完勢力だと思っていました、今回共産党の本気を見て共産党への考えも大きく変わりました)思うに民主党右派は自民党と同じようにすることが現実的な政治家であるのだという勘違いをしていたと思うのですが、その勘違いにやっと気づいたかという感じです。それから民主党はもう候補を立てることもできないほど力を失っていると聞いていましたが、今回池田まきさんのような庶民にアピールできる魅力的な候補を立てることができたことを見て、まだこのくらいの力は残っていたのだと思いました。
あくまで民意なんだから、そこは抑えておかないと。
何と闘っていたんだか。