日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

そして、もう一度、子育ての周辺

2006-05-26 17:59:19 | 子育ての周辺
「夫婦喧嘩は犬でも食わぬ」のたぐいの「子育て編」話ですから、つまんないと思われた方は、パスしてください。次回は、社会問題を書きますので…(苦笑)。

同じく、砂場遊び盛んな頃の話です。
昨今は、幼児が被害に遭う事件の多発で子供の帰宅に神経が注がれていることと思います。
今日の話は、ある日の思い出です。
長女が幼稚園に行き始めた一年目。
公務員の集合住宅が五棟で、子供が沢山いたものだから、送り迎えを交代でしていました。
彼女の帰宅時にカギをかけて留守にしていました。下の二人の子供と、例の砂場辺りにいたのかもしれません。
ころあいに帰ってみると、ドアノブに紙が引っかかっているのです。
『◎◎ちゃんのところで あそんでいます』
我が家は3階、1階のお宅にいるということの連絡です。
お絵かき帳だったか、新聞のチラシの裏だったかに、クレヨンで文字を書き、上のほうに穴をあけて(手でちぎった感じで)ドアノブに引っ掛けてあるのです。
この〈穴をあけて引っ掛ける〉手法、うまーい、と思ったものです。
勿論、すぐに1階のお宅にお邪魔して、御たいめーんはしました(笑い)。
親がいないからといって、泣かないで、彼女、そう行動するのか、と思ったものです。
決して、彼女、強い子ではないのです。
その少し前に家族旅行で行った、紀州の白浜ワールドサファリでは、遊覧バスに乗ったものの、怖くて窓の外を見ることが出来ず、一周する間、ずっと床にうずくまっていましたから。
放し飼いの動物を見せたくて、ワールドサファリが旅行の目的だったのに…。
持ち味は、小さい頃からスタートしているものだと、つくづく思います。


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お砂場の話、もうひとつ

2006-05-26 08:06:12 | 子育ての周辺
このテンプレートであるうちに、もうひとつ。
子供の外遊びは連日お砂場だったから、「お食事の時間でーす」と、呼びにいくのも砂場です。
「おうちに帰ろう」
「うん」
「お友達から、○○(娘)ちゃんのシャベル、返してもらったら」
「ううん、いいの」
「あれ、○○ちゃんのでしょ」
「あげるから、いいの」
こんな娘でした。
自分のものなのに、「私の返して!」「使っちゃダメ!」なんて台詞は彼女の持ち言葉の範疇にはないのです。
そんなわけにはいかないと、
「ゴメンね、○○ちゃん帰るから、シャベル返してね」は、私の口から。
三輪車も、娘が乗るより、団地の周りの共有物みたいで…。
「貸して」
「うん」
「貸して」
「いいよ」
の日々。

去年、娘と1週間の旅行をしたとき、小さかった頃の話になって、その話題が出たとき、彼女は言いました。
「私は覚えていないのだけれど、多分、シャベルや三輪車はわたしが使うより、使いたい人が使ったほうがいいと、そう考えていたのだと思う」と。
「ダメ、いやだ!」なんて、我が子が自己主張をすれば、「ゴメンね、貸してあげられなくて…」なんて台詞もいえるのに、そんなこといえるチャンスはないのです。
なんとココロの狭い母親だと、ウジウジしているのはわたしでした(まったく!)。

反対に、「ダメ!○○ちゃんには、貸してあげない!」この言葉は何度も耳にしたのですが(笑い)。

その頃の私は20代の後半。子育ても初心者マークの頃の話です。


コメント (3)
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