日々の暮らしから

「街中の案山子」「庭にいます。」から更にタイトル変更します。

絵画展ラッシュと私の水彩

2006-05-27 17:04:05 | 私の雑感あれこれ
細々とですが、素人絵を描いています。
絵を描いている素人仲間もいます。そして、絵を専門としている人もおられます。
次々と案内状が回ってきて、絵画展ラッシュです。
大都市近郊に住んでいますが、毎日都心部に通っているので、見ようと思えばいつでも展覧会めぐりも可能なのですが、思いついたときに出向く程度で、そんなに熱心に通うこともありません。
でも、あそこで見たあの絵、あの美術館所蔵のあの絵、そして、あの中華屋さんにかかっているあの絵、と、見たときの気持ちを語ることが出来る絵は、ココロに何枚も持っています。それらの絵は一貫しているわけでありません。見たときの私の心理状況に呼応しているのでしょうね。
そして、自分が描く絵は、いまいちのような気がして、そう自信はありません。
今は水彩を描いています。
描いているとき、ひとりで描く対象とにらめっこしているとき、相手と会話している気分になるから不思議です。
当たり前、…ですよね。
自分が描こうと選択した相手は、好きになった相手だから、それは風景であっても、台所の野菜であっても、いいな、素敵だねと、私は褒め称えながら、筆を運んでいるのです。
勿論、気に入り方にもいろいろだから、いつも、対象はいい返事を返してくれるわけではありませんけれど。
ま、でも、筆を手に持って、描く対象に向かい、しばらく後に、ここにしかない一枚になることが、いいな、と、自分では思っています。
どれも、ささやかな一枚ですが。

そんなわけで、来月1ヶ月、仲間4人で1ヶ月、豊田市の喫茶店に絵をかけてもらうことになりました。
私達が、案内状を出せばコーヒーを飲みにくるお客さんも増えるし…、というのは、お店側の事情でしょう。
お近くなら、見ていただけるのですが…。
「私のスケッチ帖」の中の、何枚かです。
ブログでも見ることが出来ますので、よろしかったらブログででも。

右上は子供が小さかった頃に描いた何枚かの油絵の一枚です。


コメント (5)
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国民年金の話

2006-05-27 14:17:06 | 社会問題
今、国民年金の話題が持ち上がっていますね。
未納率が高いことは従来から言われていてることですが、最近は、未能率の改善を図るために、国民年金の対象者を減らそうと、本人からの申請もなく、役所が勝手に免除者としている件数が、あちこちで見つかったとのこと。
まったくもって、「まぁ!」開いた口がふさがりません。
しかも、地域の社会保険事務所のトップの指示だったりするから、たまったものではありません。
早急に、チェックが入り、この件については是正されるとは思います。

しかし、思うのです。
この年金制度そのものが、信頼に足るもの、年金を掛けたいと望むものかと。

今は20歳になると全員加入の制度です。
20歳で収入がなくても、納付書が送られてきます。
8年前に制度変更があって、学生であれば、「申請により免除」されることになりました。
それ以前は、本人に収入がない場合は、親が替わって支払うべきだと、そう言う扱いでした。
20歳で成人になったと認めておきながら、45年後に受け取る年金を、親に支払ってもらえと言うのは、制度として矛盾するのではと、徴収先に電話したことがあります。
返事は、「決まりですから、親に基準以上の収入がある場合は免除は出来ません」

実態は不自然で、論理的だとは思えないのに、決まりだから従わなくてはならない、そんな気分を味わいました。

決まったから実行している、有無を言わせぬ、そんなところなのだと思っていたら、今度は、未能率アップのために、勝手に免除申請の書類があったことにしている!

存在意義を考えることを横において、只々、未能率アップの号令のもとに動いているから、笑えない失態が、あっちでも、こっちでも、でてくるのではないでしょうか。

国民年金のもうひとつ、不思議なしくみ。
第3号保険者(いわゆる専業主婦)は、掛け金を支払わなくても、支払ったことにするという扱い。
同じ年齢でも、独身者には義務があるのに、結婚していると、支払ったことになる。
不思議です。
独身でも既婚でも、65歳の時には同様に衣食住は必要なのに。
得をする人にとっては、良き計らいかもしれませんが、制度説明の説得力が低下するのではないでしょうか。

死ぬまで、誰にでも衣食住は必要なのだから、年金制度は世帯単位でなく、個人にかかるものとして扱い、「夫の世話をする主婦であれば、夫の収入から支払う」、このほうが、納得できるのではないでしょうか。

長くなりましたが、こんな考え方はどうでしょうか。
今、国民年金を掛け続けても、将来受け取るのは、生活保護費と大差ない程度でしょう。(実際の金額が違っても、生活保護には、医療費免除等の特典もあり)。
だとしたら、いっそのこと、国民年金部分は個別徴収を止めて、最低限度の生活が出来る程度の支給を税金(例えば消費税)ですることにしたほうが、一番効率がいいのではないでしょうか。
そうなってしまえば、件(くだん)の社会保険庁の国民年金担当の職員の人件費・徴収にかかる費用がなくなるわけですから。






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